安田修『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』
初っ端からだけれど、ビジネス書を読んでいることは恥ずかしいと思ってしまうんですよね。
「いやいや、そんなことはない。ビジネス書を読むばかりで、できる気になってやらない実践しない人がバカにされるんだよ。」とフォローする声があがりそうですが、残念。
私は長続きしないタイプなんですよね。だから「バカにされる」側なのだと思います。
ただ、それでも読むのが好きだからしょうがないじゃないですか。
今回もせっかく読んだので、書きます。
概要
ノート術、メモ術、手帳術またはそれらを使った仕事術。これらの「術」を扱った50冊を著者が実体験やコメントを添えつつ、まとめたもの。
感想
まず、全体的に一つ一つの章・節が短く、図も多いことから、読みやすい点はとても良いです。案内資料なんだから、軽いことが一番です。
次に、見たことがある、聞いたことがあるものを思い出す意味でとても有用です。随時出典が明記されている、最後の方にまとめがある等、「大全」というだけあって、参考図書への案内資料として有用です。
最後に、著者自身の試してみた経験・感想が参考になりました。
時に自分には合わなかったと素直に書いてくれる点、著者自身はこの考えををこういったデバイスで実践しているといった応用案を出している点は好感が持てました。
気に入ったワードや使っていきたいと思ったものはいくつかありますが、「Exactly(そのとおりでございます)」と思えるものばかりで、「今更それ!?」と言われるのも恥ずかしいので書きません。
なんにしても、面白く読めました。
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