最近読んで面白かった本(旅編)
みなさん、こんにちは。
今年のGWはいかがお過ごしでしたか?いよいよ旅行へ行く方も増えてきて、東京はなかなかの活気でございました。そんな私も、先日金沢に旅行に行きました。やはり違う土地に行くというのはいい刺激を受けるものですね。さて、ということで、今回はこれから旅行へ行く計画を立てている方にぴったりな「旅に出たくなる本」を紹介します。
「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」若林正恭
お笑い芸人として第一線を走り続ける若林さんの旅の記録。キューバ、モンゴル、アイスランドと、旅行初心者ではなかなか選ばない場所で繰り広げられる、日本では「ありえないこと」や、日本人でも「共感できること」が若林さんのユーモラスな言葉選びによって語られています。やはり芸人さんだからか、言葉のテンポが心地よく、一緒に旅をしている気分で読み切れます。慌ただしい毎日の中で、忘れてしまっていた大切なことを思い出させてくれる一冊です。読むとキューバに行きたくなりますよ(笑)ぜひ!
「チョンキンマンションのボスは知っている」小川さやか
香港にあるチョンキンマンションには、一攫千金を夢見て集まったタンザニア人たちが、独自のネットワークを築いて生活している。そのチョンキンマンションでボスと呼ばれる男性との出会いから始まり、彼らの仕事や、セーフティネット、愛や友情の価値観まで小川さん本人の視点から語られる一冊。一見、自己啓発本かな?と思う見出しですが、読んでみると全然読み口が違ってびっくりします。これは、もはや新しいヒューマンドラマ!ゆるくて、ちょっとだらしないけれど、決めるときはびしっと決めて、時に仲間たちで力を合わせて生きる……これって、人間そのものの姿だと思いませんか?香港も行ってみたくなります……ボスに会いたい………
「全国 旅をしてでも行きたい 街の本屋さん」
地元岡山に帰った時に見つけた一冊なのですが、本屋さんが好きな人には全力でお薦めしたい本です!とにかく、全国にある王道から変わり種までいろんな本屋さんが紹介されていて、眺めているだけでワクワクが止まりません。一つの本屋に対して1ページという紹介の仕方ですが、店主へのインタビューなど丁寧に取材が行われていることが伺えて、とにかくキュンとします。この本をバッグにいれて、旅先で「そういえば…」なんて取り出して、行けそうな本屋があれば立ち寄る………なんて旅もありですよね。本屋で時間を過ごすのが好きという方、ぜひ。
いかがだったでしょうか?今回は「旅に出たくなる本」というテーマで本を紹介しました。この約2年間で、行きたい場所がたくさん溜まっていると思います。ぜひ、旅にまつわる本を読んで旅前からワクワクしちゃってください。