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【十八番な風景 #2】麦茶が飲みたいときはここへ──島田農園直売所
「観光スポット」と呼ぶほど大それたものではないけれども、地域の人に愛されている場所を紹介する『十八番な風景』。
今回取り上げるのは、世田谷区千歳台二丁目にある「島田農園直売所」です。
世田谷区は畑が多く、農家さんがとれた野菜を販売する直売所は結構あります。ロッカーにお金を入れて購入するケースや、郵便受けのようなところに必要な金額を入れて野菜を持って帰るケースなどいくつかパターンはあるのですが、どこも新鮮な野菜が安く手に入るのですごくありがたいです。
ただ、今回紹介する「島田農園直売所」がほかと違うのは、野菜だけではないという点です。こちらではいろいろなものを販売しているのですが、私の一押しは何といっても「麦茶」です。
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実は島田農園さんは、島田製粉所も営まれており、麦茶を工場で焙煎し、それを袋に詰めて販売しているのです。直売所はロッカーのパターンで、季節によって販売しているものは変わるのですが、麦茶は定番のアイテム。ほかにも全粒粉やきな粉、麦こがしなんかも売っています。
我が家でよく買うのは麦茶の粒タイプ。ロッカーではパックに入ったものも販売しているのですが、粒タイプの方が断然お得だし、焙煎した麦茶の香ばしい味わいも強い気がしています(パックを買ったことがないので、このへんは推測)。
粒タイプは600g入りで200円。ちなみに世田谷区のJAなどでも同じ商品が売られているようですが、そちらでは価格が250円なので、この直売所で購入するのをお勧めします。

本来、粒タイプの麦茶はやかんで煮出して飲むのですが、それが面倒なので、我が家では粒をそのままガラスの麦茶ポットに入れて、そこに沸騰したお湯を注いで飲んでいます。それでも十分に麦茶の香りを味わえます。そしてポットの注ぎ口が網目になっているので、粒はそこでキャッチしてくれるから、飲みやすいのもポットの良さです。
最近はけちって、一度に少ししか粒を入れないのですが、ちゃんと麦茶の味と香りがします。ペットボトルの麦茶とは全然違います。「あー、麦茶を飲んでるんだなぁ」と、麦の味わいを実感しながら、おいしくいただいてます。
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ということで、今回もいつもの粒タイプの麦茶を購入しました。これから暑い季節に突入していきます。そんなときにはぜひ、島田農園・島田製粉所さんの麦茶を飲んでみてください。
※ロッカーの隣には島田農園さんの事務所もあるので、そこでも同じものが買えますよ
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