新米ヒキの自己紹介と新コーナー「十八番な風景」について
こんにちは、ヒキです!
と、ご挨拶したものの、世田谷十八番のメンバーとしては新米であるため、少し自己紹介させてください。
ある日ふと手に取ったフリーペーパー「世田谷十八番」に魅了され、それがきっかけで気付けばこうしてnoteに文章を書かせてもらうようになりました。人生ってつくづく不思議だなぁ。これも世田谷区で暮らしているおかげで生まれた縁かもしれません。
私が世田谷区に暮らし始めたのは、5年ほど前です。その頃、妻と二人で引っ越すために当時住んでいた武蔵小山から何度何度もバスで通って、新居となる古いマンションのDIYに打ち込んでいました。
ある時は一人で朝から夕方までひたすら天井にペンキを塗ったり、別の日には友人らを何人も集めて壁に漆喰を塗ったり。まだ水道が通ってなかったので近所のコンビニでトイレを借り、昼食は近くの業務用の弁当屋とか古くからある喫茶店で食べ、「もうすぐこの街での生活がはじまるんだな」とわくわくしたものです。
今でもバスに乗るとたまに当時のことを思い出します。私の世田谷区での生活はそんな具合に始まりました。
その後、生活の基盤ができると、あそこの和菓子屋の団子がおいしいとか、あのコーヒー屋の豆は安いとか、この路地でよく猫が寝ていて撫でても逃げないとか、そんな風に徐々にこの街が生活の一部になっていきました。
それから、子どもが生まれて家族が1人加わったことで、生活はがらりと変化しました。
小さな子どもがいることで、行動範囲が限られ、1人で自由に動ける時間も少なくなりました。映画館も居酒屋もなんだか遠い存在になり、保育園や児童館が身近になりました。
そんな日々を送る中で、休日に妻と子の3人で近所に出かけた際に印象に残ったり気に入ったりする場所がいくつか出てきました。
決して観光地のような華々しさはないのですが、古くからそこにあり、地域の人たちに愛され、今もちゃんとそこに存在している。あえて定義すると、そういう感じでしょうか。
そして次に、そうやって見つけた場所を紹介できないだろうかと思うようになりました。
そんなきっかけで始まったのが「十八番な風景」です。派手さや新奇さとは縁遠いかもしれませんが、忙しく過ごしていると見落としそうになる場所。そんなスポットにフォーカスを当ててみたいと思っています。
あわただしく毎日を過ごしている私自身も、いろいろなことを見過ごしがちです。だからこそ「十八番な風景」という企画に導かれて、身のまわりの愛すべきスポットにたくさん出会いたいと思っています。
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