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夫と一緒に野菜を育てる-1-(畝作り)
妻です。
夫婦で野菜を育ててみたいなぁとぼんやり思ったことをnoteにも書いた去年の年末。
「ちょっとでもやりたいと思ったらやってみるのがいいよね」と夫と意見が合致。
といっても、農業初心者な私たち。
夫は過去の記事からもわかるとおり大の虫嫌い。
しかも聞くと小中高大と畑で何かを作ったことがないそう。(都会はそうなのか?!)
夫の家族も彼と同様、虫嫌いかつ、祖父母も畑仕事をしてなかったそうだ。
一方、私はサボテンを枯らすような人間。
畑仕事は学校菜園?で、さつまいもやスナップエンドウを植えたり採ったりしたかな?くらい。
実家の周りに田んぼやビニールハウスはあったものの、祖父母の家の畑で取れたものをたまにもらいに行くくらいでほぼ経験なし。
こんな2人にできるかなと不安に思いつつ、ニコニコしながら楽しそうに農園生活を教えてくれるアドバイザーさんの話を聞き、年明け早々畑を見学、その場で契約した。
初回の農作業の記録を書いていたら、とても長くなってしまったので興味がある方のみどうぞ。
1.水やりはそんなにしなくて良い?
野菜作りは頻繁に水やりをしなければいけないと勝手に思い込んでいた私たち。
どうやらプランターで育てるのと違って土には保水能力があるので、今の時期はそこまで必要ないそう。(私たちが利用している農園の場合)
実際、土を鍬で掘ってみると表面の土は白っぽくてサラサラしてるけど、3−4センチ下の土は黒くて、手で土を握ると固まった。
土ってすごい。
こんななんでもないことに2人で感動する。
2.畝作り
初回のメインは畝(うね)作り。
畝は畑の土を細長く盛り上げたもので野菜のベッドのようなもの。
畝を作ることで、水はけが良くなったり、野菜の生育管理がしやすくなるそう。
区画の一部分を鍬で耕す。
人生初、鍬を使う夫は最初苦戦しながらも畝を作っていく。
土を掘ってると白っぽい芋虫が出てきたが、夫は軍手越しなら大丈夫そうだった。
アドバイザーさん曰く、むしろその虫を潰した上でまた土に戻すと肥料になるらしい。
食物連鎖だなぁとまた2人でしみじみする。
次に、畝の大きさを物差しで測って決める。
その後、段差ができないように平くしていく。
これをやることで水分が偏るのを防ぐそうだ。
さらに、土の表面が固まるように軽く押さえつける。
まるでパウンドケーキよう。
こういうのは普段の性格や仕事ぶりが出るのか、夫が作業していた部分は初挑戦なのにとても綺麗だった。
次にマルチを張る。
マルチとは畝の表面を覆う黒いビニール。
張ることで保湿・保温効果があるらしい。
移植ゴテで周りの土を使って固定していく。
これでとりあえず畝が完成。
3.苗を植える
初野菜は、スナップエンドウを選択。
今から植えると4月くらいに収穫できるらしい。
豆が小さく平たい状態、ぷっくりしてきた状態、豆が若干固くなり始めた状態の3パターンで楽しめるそう。
できた状態を想像するだけでもヨダレが出そうだ。
苗を4つもらってマルチに穴を開けて植えていく。
苗をケースから出す時はピースサインをした状態でひっくり返すと上手に取れるらしい。
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4.トンネルづくり
最後にトンネルというネットをかける。
トンネルをかけることで、保湿したり防虫効果が期待できるようだ。
キャンディーみたいに端でネットを縛って、風で飛ばないようにピンで留めて完成!
5.作業終了
なんだかんだで1時間半くらいで今日の作業が終了。
道具を片付けていると、アドバイザーさんから農園で育てた採れたての大根をいただけることに。しかも土に植えてあるものを抜かせてもらう。
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あぁ、こうやって大根って誰かが抜いてくれて、綺麗に洗って出荷してくれてるんだなぁとあったかい気持ちになる。
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6.生きてるんだなあ
夫も言っていたが、こうして農作物に触れたりものをつくることをすると、それぞれの野菜も、時々見かける小さな虫も生きているんだなあと感じ、いいなあとニコニコしてしまう。
7.次も楽しみ
最初はできるかなと不安に思っていたけれど、夫婦の共通の楽しみがまたひとつ増えた。次回は葉物の種まきができるみたいなので、それまで何を蒔くか2人で考えるのもまた楽しい。
来週もまた晴れますように。