【AMaRo Project.(アメイロプロジェクト)】2025年春以降ロードマップ
平素はお世話になっております。
AMaRo Project.(アメイロプロジェクト)
瀬田まみむめもです。
ゲームマーケット2024秋はお疲れさまでした。
当サークルは、2024年11月に行われたゲームマーケット2024秋の1日目に出展しました。
今回も、ゲームマーケット2024秋に出展した所感とゲームマーケット2025春以降のロードマップについて、投稿します。
1.今回出展した所感
まず、大きく変わったのは会場ですね。
前回は東京ビッグサイトでしたが、今回は幕張メッセとなりました(ビッグサイトだったら、デザフェスやコミティアと一緒に開催できたのに……)。
個人的には正直、所要時間が長くなるので行き帰りは大変でした。ただ、会場としては非常に綺麗で、清掃のスタッフも多く、特にお手洗いは汚れがあればすぐに綺麗に清掃されていた印象がありました。
全体的に会場は広く、通路も余裕がある配置だったので、人通りが多くても渋滞ができて詰まるようなことはほとんどなかったと思います。
とくにキッチンカーやフリースペースのあるホールと、ブースの並ぶホールで照明の色が異なっていたのは、意図したものなのかは気になりました。会場は黄色目で、フリースペースは白で若干光量が強めのだったので、意図したのであれば、良い采配だったのではとは個人的に感じています。
自身のブースの人通りは会場から14時15時くらいまではそれなりといった感じで、足を止めてくれる人もそれなりといった感じでした。
反面、両隣のブースは人気があり、人だかりができるタイミングでは、自身のブースの前まで入りこまれてしまう点は若干気になりましたが、どうせそれほどの人だかりができるサークルではないので、注意することはありませんでした。が、もしこの記事を見て、出展をしようと考えている人がいるなら、「隣のブースの正面の延長上に自身のブース目的の人が入らないように」というのは気にして欲しいとは思います。
(ゲームマーケットは、コミケやコミティアのような同人即売会の位置ではなく、風土がそもそも違うので気にする方がおかしいのかもですが……)
そして、今回の新作は「星空を望む少女達の夜明け」「サモンズコール」の2作品でした。
まずは、当サークルの作品を手に取っていた方、本当にありがとうございます。また、今回の取り置きは全員2回目以降の方で、全員に受け取りいただけて安心しました。
「星空を望む少女達の夜明け」については、シリーズすべてを購入いただいた方、取り置きなしで新作の拡張セットを購入いただいた方もおり、まだ忘れ去られていない作品であることは確認できました。しかしながら、新作の購入された数は「取り置き数の2.5~3倍」の予測数よりも大きく下回る数であり、拡張をこのままずっと続けていくのは厳しいかもしれないと意識はさせられました。
「サモンズコール」については、新作/既存含めて、応援いただいている方の手には渡りましたが、新規に購入されることは極めて少ない作品であるには変わりません。
その他、旧作についても、少しずつ購入はされているものの、以前ほどの勢いはなく、持ち込みの取捨選択が必要な時が来た可能性があります。
ゲームマーケットの会場としては盛り上がりを見せているものの、サークルとして継続が厳しくなりつつある現実が見えて来ていることを意識させられる回になったと思います。
その中でも、毎回取り置きをいただく方、購入いただく方には救われています。本当にありがとうございます。
2.ゲームマーケット2025春
ここからは次回以降のロードマップです。
新作は以下の3つを予定していて、ゲームマーケット2025春に出展は予定しています。
2人対戦カードゲーム「バトルロジティックスクェア」 拡張セット
2人対戦カードゲーム「サモンズコール」 第八弾拡張セット
完全新作
「バトルロジティックスクェア」は「ショップ娯楽屋さん」と共同で作成している、2人対戦のカードゲームです。
基本セットのほか、2024春には拡張セットを販売しています。
今回は拡張セットの第二弾で、拡張セット第一弾同様に新規のAVIを1人追加、1人分のデッキとして販売をします。
単体で遊ぶ場合は、2人分必要となり、前回販売した基本セットと組み合わせてデッキ構築が可能です。
「サモンズコール」は言わずもがな、2人対戦のカードゲームです。今回はNタイプのカードを含む9種類3枚ずつ追加の、大きめの拡張の予定です。
「完全新作」は現在、モック作成中です。もともとはゲムマチャレンジのカード36枚のゲームを目指していましたが、盛り上がりに欠けそうなので、レギュレーションを外して54枚の作品とする予定です。
3.それ以降について
2025年の秋に向けては以下を作成する予定でいます。
公開型デッキ構築ボードゲーム「星空を望む少女達の夜明け」 拡張セット第五弾
2人対戦カードゲーム「サモンズコール」 第九弾拡張セット
ただ、前回の記事では「ゲームマーケット2025秋」に出展予定と書きましたが、出展するかは検討している段階です。
ゲームマーケットに出展するのか、コミケやコミティアといった同人即売会に出展するのか、通販のみにするのか、どう転んでも上記2作品は作成を予定しています。
「星空を望む少女達の夜明け」は最低でもあと一回、「サモンズコール」はそれ以降ももう少し続けて作成したいと考えています。
4.ちょっと正直なお話
新作情報については以上で、以降は現状のお気持ちになるので、興味のない方はここまでの閲覧で十分かと思います。
正直に述べると、「モチベーション」が尽きたらしばらくボドゲ分野の作品の作成はお休みするくらいの気持ちとなっています。
ここ数年でのボードゲーム作成から頒布における環境の変化や、面白そう/面白い作品が作れない意識が強くなってきたりと、「正気を取り戻したら続けられない」くらいの状況となっています。
まずは、ここ最近のゲームマーケットでは、特に商業色の強さを肌で感じるようになってきました。
「当日までにいかに知ってもらうか」は重要なのは承知していますが、テストプレイや試遊会にどれだけ参加して周知していくか、どれだけ制作者間に周知されるか、大きなコミュニティに認知されるか、がスタートラインになっていると感じています。
概ね当日はその答え合わせで、それが当サークルの手にとってもらえる数に直結していると思います。
とはいえ、体力のない個人サークルレベルで、かつ拡張セットが新作の当サークルにそんな事前の催しに参加するようなマンパワーはなく、そのような状況では認知されておらず、興味を持ってもらう段階まで至らないのは当然の話です。
そこに追い打ちをかけるかのように、実店舗で取り扱ってもらえるような委託先の打ち切りがあり、このあたりから既存作品の全体的な頒布数も落ちてきたように思います。
そして、ここ最近の新作についても、正直あまり手に取られていない状況を見て、面白そうに見えたり、面白いと思ってもらえるような作品が作れていないのではないかと意識させられる場面が増えてきました。
特に「じぇーけーふぁいてぃんぐ!!」は、実はほとんど人の手に渡っていないです。
ボードゲーム全体で数多くの新作が発売され、遊ぶ人の時間はもちろん有限です。有名な作品を遊ぶだけでもその時間は足りず、個人が作ったような作品で遊ぶ時間はないということはわかっています。
だからこそ、作り続ける意味を考えてしまい、「モチベーションや正気」よりも「現実」が上回った時は、作る手が止まる時だと予想しています。
だからこその、「正気を取り戻したら続けられない」という状況となります。
もちろん、ボードゲーム作品を作成するにあたって協力いただいている方(特にイラストレータの皆さま)や、手に取ってくださる方、さらには遊んでいただいている方には、非常に感謝をしています。足を向けて寝れません。
モチベーションが続く限りは続けたいと思っていますし、急に作成の手を止めるのは、応援していただいている方を裏切る行為であると考えています。
そのため、今のままの方針で進めていくか、すでに応援いただいている人に向けて最小限に進めていくか、今後の舵取りを考えていくべき時期となっていると思います。
その舵取りを考えているから、ゲームマーケットに参加し続け、新規の方の獲得を期待するか、コミケやコミティアの参加に切り替え応援してくれている方を対象にするか、通販のみにしてそれでも応援してもらえる方のみを対象にするか検討している、という話となります。
少なくとも、(特に2025秋以降)出展する即売会をどうするかは未定ですが、2025年はボードゲーム作品を作り続けるつもりです。
5.終わりに
いつもの口上ではありますが、皆さまの応援があるため、AMaRo Project.(アメイロプロジェクト)の活動もなんとか続けられています。
これからも、何卒、応援をよろしくお願いします。
ゲームマーケット2024秋で、当サークルまで顔を出してくださった方、ありがとうございます。
次回はゲームマーケット2025春の出展を予定しています。
当サークルの作品を手に取ってくださった方は、ぜひ楽しんで遊んでいただいていることを願っております。
ぜひ、次回もお会いしましょう。