もしかすると状況は想像以上に厳しいのかもしれない
今、もしかすると状況は想像以上に厳しいのかもしれないと思い始めています。コンテンツマーケティングに携わる企業の方とお話をする機会があったのですが、先方が求める人材像と私のキャリアや志向は遠く離れているような印象を受けました。
生成AIの登場によって、平易な内容の文章であればライターがいなくても作成できるようになりました。一方、副業がメジャーになったためにライターの絶対数は増えています。すなわち、競争率は非常に高くなり、義務教育段階の子どもが2人いて必要な収入が多い私が参入しても、思うような成果は得られないでしょう。
専門性の高いライターであれば話は違うようですが、あいにく私には医薬や法律などの専門的な知識はありません。幅広いジャンルの記事に携わったことがあり、その都度しっかりと勉強してきたので知識は豊富ですが、どの分野でもスペシャリストには敵わないのです。世界史だけは専門家レベルだと自負していますが、この分野は取材・執筆の実務経験がありません。
結局のところ、私は取材で勝負するよりないのでしょう。10代から70代まで多様な方々から話を引き出して記事をまとめてきた経験とそれで培ってきた実力以外に、通用しそうなものはなさそうです。
では、このスキルを私はどうやってアピールすれば良いのでしょうか。ネットで閲覧できる実績は100件くらいあり、そのうち数件でも真面目に読んでいただければ実力はわかるはずだと思っていますが、どうすればそこに至らせることができるかはまったくわかりません。
実際、先日4社に問い合わせを入れたものの、返信があったのは1社だけでした。エージェント経由の転職活動も同様ですが、興味を持ってもらえないことの方が圧倒的に多いのです。
そして、仮に実力が認められたとしても、正社員として雇ってもらえる可能性は低いでしょう。将来的にはフリーランスで勝負したいという気持ちは強いものの、現時点では妻が承諾するとは思えません。そこで次女が高校を卒業するまでは会社員でいようと考えていますが、かといってジリ貧の現状(4月以降の取材はわずか2件です)に甘んじるのは自分のプライドが許しません。
このように状況は非常に厳しそうですが、苦労して掴んだライターという職業であり続けるために、必死であがく所存です。まずは取材に特化した記事作成代行サービスに携わっている会社を探して、片っ端からアプローチをかけてみます。
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