どけん祭りで高所作業車体験
子ども2人を連れて与野公園を訪れました。自宅からは2.5kmほど距離があるのですが、最近はよく行っています(以下の2記事を見直したところ、冒頭の一文が一字一句も違わなかったので驚きました)。
今日の目的は埼玉土建一般労働組合さいたま南支部が主催する「どけん祭り」でした。小学3年生の次女が自学自習の宿題でやることが思いつかないというので、日記のネタを提供してやることにしたのです。加えて、この機会に土木や建築について知ってもらえればという思いもありました。
現地に到着したのは正午過ぎ。まずは腹ごしらえと思ってテントを覗いたものの、食事メニューは売り切れが続出していました。7年ぶりの開催でコロナ禍を挟んだこともあり、用意する量を少なめにしていたのかもしれません。私は辛うじて残っていたカレーライスを購入し、子どもたちはかき氷やフランクフルトを食べていました。
中学1年生の長女はここから別行動で、私は小学3年生の次女とともに高所作業車体験に向かいました。日常生活ではできない体験ができるためか大人気で、多数の少年少女と保護者が行列を成していました。
一度に体験できる人数に限度があり、乗降にもそれなりの時間がかかるので、なかなか前に進めません。50分ほど待って、ようやく順番が回ってきました。
実際に乗ってみると想像以上に安定感があり、怖さは感じませんでした。考えてみれば、ここで細かい作業をするわけですから、すぐ揺れるようでは施工の品質が確保できません。こうしたことを実感できるのは、体験の大きな魅力です。
私は建設業界の取材に携わることが時々あり、橋梁のメンテナンス工事の足場に乗ったことや、拡幅工事の現場に行くために高速道路を徒歩で横断したこともあります。もちろんどちらもプロの指導のもとで十分な安全対策をとって行うわけですが、日常生活においてそういった現場の緊張感を知る機会はありません。
その一端を学べたわけですから、この体験は次女にとっても意義のあるものだったでしょう。今後もいろいろと学ぶ機会を提供してやりたいものです。