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少数派がトップになった

「やっぱり諦めたらあかんのやなぁ」

最近、改めて実感しています。石破茂氏が5度目の挑戦で総理・総裁の座に就いたからです。

石破氏が初めて総裁選に立候補したのは2008年、51歳の時でした。今から16年前なので私は当時29歳。東京に出てきて3年目で、編集プロダクションで馬車馬のように働いていました。そう考えると、勝利を得るまでの歳月は実に長かっただろうと推察されます。

地方の自民党員には広く支持されていた石破氏ですが、国会議員の間での人気は今ひとつというのが専らの評判です。付き合いが良くないという話も聞いたことがあります。それでも多数の票を集めることができたのは、石破氏の実力と真摯な姿勢を誰もが認めていたからでしょう。長年にわたって同じ目標を追い続け、結果を出したのは凄いことだと思います。

立場はまったく違いますが、私も一匹狼タイプで付き合いの良い方ではなく、馬が合わない人がたくさんいます。政策や手法への評価は別として、少数派を貫いてきた人が大きな成果を得たことには、たいへん勇気づけられました。

私も粘り強く腕を磨き続け、実力を広く認められる存在になりたいものです。

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