機内誌を読んだ後で
飛行機に乗ると、機内誌をよく読みます。就航地の観光名所やグルメについての記事が面白く、暇潰しに最適です。東北新幹線や北陸新幹線の車内サービス誌も、同様に楽しく読んでいます。
一読したら、制作している会社や取材・執筆、撮影に携わった人の名前をチェックします。同じ業界にいて関心の強いテーマなので、どんな人が担当したのか気になるのです。
1年ほど前のことだと思いますが、かつて在籍していた編集プロダクションで昵懇にしていたカメラマンの名前を見つけたことがあります。沖縄の方で実際に会ったことはないのですが、見開き2ページにわたって大きく掲載されている写真を見ると嬉しくなりました。何万人もの人々の目に触れる機内誌の仕事が来るわけですから、現地での評判も良いのでしょう。
執筆者に関しては、後で名前を入力して検索することもあります。いつか地域の魅力を文章で発信する仕事に携わりたいと思っているので、実際に携わっている方がどのような経歴でどういう働き方をしているのかわかれば、今後のキャリアプランの参考になるかもしれません。
そして羨ましく思うのは、個人の名前が掲載されていることです。私が今担当している取材・執筆の案件では名前が載ることはなく、読者に検索してもらえる可能性はゼロです。自分の将来のためにも、なんとか名前を売りたいと思っているのですが…。