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島根おひとりさま紀行・後編

昨日に引き続き、今日も島根県を旅行しました。

朝はホテルで少しゆっくりして、仁万(にま)という駅からバスで石見銀山へ。まずは世界遺産センターを見学しました。

ここから歩いて龍源寺間歩という江戸時代の坑道を目指すのですが、地図を見たところ思っていたより遠そうです。途中に展望台のある世界遺産センター遊歩道を通ることにしたのですが、これがかなり険しい山道で、休憩を挟みつつゆっくり上るよりありませんでした。

展望台までほんの500mほどですが、20分かかりました

展望台からの眺望も期待したほどではなく、シンプルにバス通りを戻る方がベターだったかもしれません。とはいえ、探検気分を楽しむのもたまにはいいものです。

大森の町並みはまったく見えません。木々がよく育っているからでしょうか

展望台から30分ほど舗装された道路を下ると、銀山川が流れる谷に出ました。ここから龍源寺間歩へ行くにはさらに2kmほど上る必要がありますが、ここまで来たからには進む以外の選択肢はありません。

龍源寺間歩の入口

鉱山の坑道は別子銅山や足尾銅山などで見学したことがあり、ここの坑道もそれらとあまり変わらないものでしたが、それでも実際に見ることで昔の人々の労苦が伝わってきます。また、周辺に点在する立入禁止の間歩も往時をしのばせます。

昔の人々はこんな狭い穴に入って採掘していたのでしょうか

その後は銀山川沿いを下っていくのみです。持ち時間がかなり減っていて大森代官所跡や熊谷家住宅などの見学はできませんでしたが、情趣ある町並みの散策は楽しめました。

大森の町並みは重要伝統的建造物群保存地区に選定されています
驚くほど景観に配慮した自動販売機

大森代官所跡から大田市駅までバスで移動し、そこからは鉄道で東進。出雲市駅で途中下車して、駅前の温泉施設「らんぷの湯」で休憩を取りました。寒いからという理由で有名な温泉地を避けてここにしたのですが、空いていて湯の質も良かったように思います。

さらに東へ進んで鳥取県に入り、米子鬼太郎空港から羽田へ。44歳のオッサンにはハードな行程でしたが、1人で過ごせる連休を満喫できました。

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