ものすごいことが起きた
配牌は平凡でした。
親番は残っているものの点棒が淋しいので、高打点を狙うべく字牌を残して進めると、うまい具合に次々と字牌が重なりました。
その後白が出たのでポン。さらに東もポンすると、最高の牌が回ってきました。
そして、2枚目の南が。
このとき私は満員電車の中にいました。自宅であれば興奮を隠すことなく「はよ出せ〜」などと言いながら打っていたでしょうが、そんなわけにはいきません。とはいえ、リアルで卓を囲っている時のことを思えば楽なものです。
しかし、私には別の懸念がありました。移動中のネット麻雀は、ときどき接続切れが発生するのです。もしそうなれば、ダブル役満が水の泡です。それだけは勘弁してくれと思いながら、私はスマートフォンの画面を見つめていました。
そして…。
やはり麻雀はやめられません。
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