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やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉛~邂逅②

前回まで

今の妻との出会い、交流が始まることによって自分の中にパラダイムシフトが起きたことは前回お話ししました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉚~邂逅①|せっと|note
今回は、妻との関係について今振り返ってみて思うことについてお話ししていきます。

ピアサポートに触れて

妻との交流は、まさにピアサポートがある関係でした。精神疾患当事者であり精神保健福祉士であるという共通点があった二人であったため、そのような立場で働く中での葛藤や気持ちの揺れ、むずかしさ、などお互い同じように感じていることも多かったです。
カフェや公園などに行っては、時間を忘れてお互いが仕事をする中で感じたこころの揺らぎ、疑問点、むずかしさなどについて共感しあったり、対話したりということを重ねていきました。

私としては自分と同じような立場で仕事をしている方に巡り合えたことで、はじめて分かち合えるような仲間を見つけたおもいであり、それだからこそ今まで自分の心の奥深くにしまって蓋をしていたような考えや思いを彼女になら話せる、わかってもらえる、と思うようになりました。
仕事のこともそうですが、お互いに分かち合える関係であると確認できたことで自分の内面についても自己開示することができるようになっていきます。

そのことで聴いてもらえた、共感してもらえた、と思えるようになり、話せてよかったなんて思うことも多くなっていきました。
そんな風に彼女との交流を続ける中で、徐々に自分を解放していくことができていったように思います。

ピアサポートの心地よさ

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