やるかやられるかの世界を生きる～統合失調症である私のサバイバル術その㉚～邂逅①

前回まで

自分の中にパラダイムシフトが起きました。
やるかやられるかの世界を生きる～統合失調症である私のサバイバル術その㉙～夜明け前｜せっと｜note
長い間眠っていた自分のエンジンが目覚め、アイドリングを開始しようとしています。
そしてその過程で、とても大切で大きな出会いがありました。
今回は、自分の転機に大きく影響した妻との出会いについて、思い切ってお話ししてみようと思います。

運命の出会い～開眼～

今の妻との出会いというのが、私の中で起きたパラダイムシフトに大きく影響しています。一言で言い表すならば、「ピアサポート」を強く感じることができたということになるでしょう。
ここで少し妻との出会いが私のその後の生き方にどんな風に影響を及ぼしたか、少しお話ししていこうと思います。

妻とは「精神疾患を持つ当事者である精神保健福祉士」、という共通点がありました。そのことに私が興味を持ったことから交流が始まりました。
違った点としては、彼女は精神疾患の経験もオープンにしてそれも活かして働いていた点です。
私も目指していたものの、いつしかその志が小さくなってしまっていた当事者経験も活かして支援の仕事に就くという働き方・・・。

志が小さくなってしまった理由としては、もしかしたらそのような働き方は無理があるのではないか、なんて風に日々仕事をしていくうちに思うようになっていったなんてこともあったのかもしれません。
そんな自分が無理だと思った働き方をしている彼女のことをもっと知りたいと思うようになり、リカバリー全国フォーラムが終わってからも交流は続きました。

新世界へのいざない