4月号特集「コロナ禍のデザイン」
4月号のdesign alternativesは「コロナ禍のデザイン」と題した特集をお届けします。
現在の状況に寄り添った特集を設定してはいるものの、媒体としての姿勢は今まで通りのつもりです。「国内外のオルタナティブなデザイン事例を読者の方々と共有する」というdaの目的は、現況においても変わらず(むしろ、いっそう)大切なことだと考えているからです。
いま、日本で文化やクリエイティブについて考えようとすると、ひどく思考が制限されてしまうように思います。編集部もフリーランスのコンビですから、自営業者の苦しみや文化施設の痛みは自分ごとのように感じます。もちろん、政府に対して正当な補償や再起を図るための資金を要求することは行うべきです。しかし、それと同時に、再び人々とつながることができる時代を信じて、準備をすることも大切だと考えます。
今号の形式面については、年末のアンケート企画に続いて、広くデザイン文化の発展に関わっていると思う約15名の方々にアンケートに答えていただくという企画を実施しました。5月に入ってからも何回か更新していくつもりです。同じようなルーティンが続く生活のなかでこそ、未知の事例や視点を共有する喜びを皆さんと共に味わいたいと思います。それでは、4月号のdaをお楽しみください。
都市と公共性
コミュニケーションのゆくえ
平時に備えて
文化的抗体をつける
[おかわり]アンケート企画
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3,576字
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国内外のオルタナティブなデザイン事例を紹介するマガジンです。都市・建築や気候変動、参加型のデザイン、身体と社会をつなぐ衣服やメディアの話題…
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