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[読了]コンサル全解明(東洋経済)

タイトルで買っちゃいました。笑

昨今活況を呈しているコンサルティング業界の状況を、約30ページにわたって解明しています。よくまとまっていると思います。

「急膨張のアクセンチュア」が記事全体の軸になって、業界の構造的な話から、ターゲットドメインごとのコンサル会社マッピング、人材をテーマに採用・スキル・給与など、内容は多岐にわたっています。

コンサルティング業界へ転職を考えている人は一読する価値ありです。業界の状況や各社の違いも概要レベルでは理解できるかと思います。(就活本にも書いてあるような内容かもしれませんが…)

また、業界にいらっしゃる方も、改めて自社の立ち位置を客観的に見ることができ、何か新しい気づきが得られるかもしれません。

記事の内容そのものについての感想ではありませんが、個人的には、「コンサル全解明」というタイトルをつけるのであれば、エンタープライズをターゲットとするフリーランスの存在にも注目してほしいなと思いました。

理由は、以下の状態を解決するソリューションの1つはフリーランスも含めたエコシステムの構築だと考えているからです。

・コンサル会社は優秀な資産(能力とリソース)を保持しているため、事業会社にとってはその支援が必須だが、金額が高くてその体制を長期的に継続することができない。・・・とはいっても、自社の体制だけでは工数的にもスキル的にも運営できない

・事業会社側の意図をより深く理解し、迅速に実行できるように、指揮命令系統を自社側で持ちたいが、契約が障壁になりコラボレーションがなかなか進まない

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肝は、契約関係にないコンサル会社とフリーランスがどうコラボレーションできるかだと思っています。また、大枠のマネジメントモデルとしてはSIAMモデルが適用可能だと考えております・・・ということで継続試行錯誤中です。笑

本日は以上です。ありがとうございました。

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