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就労移行支援事業所に通い始め1年、本格的に就職活動を始めます
こんにちは、カニンヘンです。
現在、43歳です。
41歳のとき、適応障害を発症し仕事を休職、その後退職。
42歳のとき、軽度のADHDと、統合失調感情障害と診断され、精神障害者保健福祉手帳3級を取得しました。
43歳の現在は、失業手当をもらいながら、就労移行支援事業所に通い、障害者雇用枠で再就職を目指しています。
今回は、就労移行支援事業所のお話です。
通い始めた当初
今の就労移行支援事業所で正式に通所を始めたのは、2023年12月からでした。ちょうど時を同じくして、統合失調感情障害の診断と、精神障害者保健福祉手帳3級を取得していました。
手帳を取得した当時は、「自分が障害者になった」という事実を受け入れるのが大変でした。あえて取得しない、という選択肢も考えなくはなかったのですが、手帳を取得することで得られる恩恵は無視できないものだったので、取得することにしました。
就労移行支援事業所は、まさに開設したばかりで、私を含め、利用者は5人ほどでした。
受講したプログラムが私一人だった、という日も少なくありませんでした。
プログラムは、テキストを用いた通常プログラムと、特別プログラムと二種類あり、私は主に、通常プログラムを受講していました。
半年が経過したころ
通常プログラムも大半を消化し、通所頻度はむしろ減りました。プログラムを受講せず、個別訓練をするという選択肢もあったのですが、春から夏に季節がうつりかわったこの時期、暑い中で通所することが嫌で、意図的に通う頻度を減らしてしました。
この時期には、障害年金の申請も行いました。障害年金の申請条件のひとつである、最初に心療内科を受診した日から一年半経過していること、という条件をクリアしたためです。
一年経過した現在
2024年12月現在、通所開始から一年が経過しました。
私は暑い時期より寒い時期のほうが動けるので、そのおかげで通所頻度もまた増えてきました。
申請していた障害年金についてですが、日本年金機構から通知が来ました。結果は「障害厚生年金3級」でした。
今後は、偶数月に約10万円が支給されることになります。
障害年金の等級が確定したことで、毎月いくらくらいの収入があれば生活できるか、見通しが立ちました。
障害者雇用枠で、手取り12万前後のお給料があればよいでしょう。
また、スタッフさんから薦められた求人案件を一件、受けてみることにしました。現在の進捗としては、まずは12月のどこかで見学と顔合わせを、という段階です。
職場実習として、図書館の棚の清掃を体験しました。この12月には、農場で野菜の収穫の手伝いをすることになっています。こういった職場実習も、今後は増やしていきたいです。
社会人生活20年で、一般雇用枠でしか経験してこなかったので、今回のような障害者雇用枠での就職活動は初めての経験です。
また、障害者雇用枠は、就労移行支援事業所に通っている人のほうが採用されやすいとも聞きます。基本的に生涯で二年しか通えないので、この機会を有効に生かして、良い就職先を見つけたいものです。