目覚めよ日本人はホント?
陰謀論界隈で情報発信されている方がよく「目覚めよ日本人」と主張しているのをみます。これに関して「日本人は本当に特別なのか?」「目覚めるって何?」という疑問を抱く方もおられるかと思います。
筆者はコロナ渦においてSNSで大バズりした真実系インフルエンサーの方の配信やSNS等はよく拝見させていただいていましたが、このような真実系の活動に参加したいとは感じませんでした。
これよりも、隠された真実があるかが気になりそちらを掘り下げていたのですが、掘り下げて行くうちに「目覚めよ日本人」に関する自身の明確なスタンスができたので紹介ようと思います。
「日本人は本当に特別なのか?」については、筆者も日本人なので自国を持ち上げるようで恐縮ですが、ちょっとだけ特別だと思っています。特筆すべきは物語をつくれる能力と国外から入ってきた文化を組み合わせてうまく調和できる能力です。
物語に関していえば漫画が顕著ですが、ドラゴンボールやナルトやワンピースなど世界中に読者がいる物語を多く生み出しています。
昨今ではAIやChatGTPなど情報処理はコンピュータが代わりに行ってくれるようになってきていますが、多くの人に愛されるエンタメ作品としての物語を作成するのはまだAIでは難しいのではないかと感じます。
これは頭の良さだけでなく物語をつくるためのインスピレーションなど、感性が優れているからでしょうか。
また、明治維新を皮切りに他国の文化が大量に入ってきた日本ですが、ファッションや外食産業や住宅など日本特有の個性を発揮しているように感じます。
これも、複数の要素をバランスよくまとめる感性があるからできることかと思います。
このよに日本人は国民性として優れた能力を有していると感じますが、これが目覚めなければならないとなるかというと別に必要性は感じません。
そもそも「目覚めるって何?」という話ですが、「世界を支配している一部の人々に庶民は騙されていることに気づき一丸となって戦おう」というニュアンスだと捉えています。
筆者の考えでは、常識を逸するような資本と権力をもっている様な人たちには勝てません。
どこまでを搾取と捉えるかにもよるのですが、昔、流行したブラック企業という言葉のように、ピラミッド型の組織のトップ層が底面の大多数からお金や時間を搾取することはあり得るかと思います。
ただし、それが会社であればとっとと転職するのが得策かと感じますし、社会単位でみれば税金を払わないわけにはいかないので、どうしようもないのではないでしょうか。
前述した定義では「搾取されていることに気づいたが戦わないし布教もしない」状態はまだ眠っている状態なのかもしれませんが、筆者の感覚では激しく憤るよりは眠っていたほうがいいのかなとも思います。
まとめると、「目覚めよ日本人」は日本人が特殊な能力をもっている可能性はあるが、眠っていても良い、が筆者の見解です。