2024年春アニメ感想
こんにちは、せ→る→です。
今回の記事では、2024年4~6月に放送された春アニメの感想をまとめてみました!最終話まで見て感想を書いていますので、好きなシーン等ネタバレが含まれます。
もし視聴していない作品でネタバレされたくない!という方はその作品を飛ばしてお読みください。
この素晴らしい世界に祝福を!3期
暁なつめさん原作のアニメ、第三期!
事故で死んだ主人公カズマが、女神であるアクアを引き連れて異世界へ転移し、めぐみんやダクネスといった仲間とともに冒険(?)する異世界ファンタジーコメディです。
一期が2016年、二期が2017年放送なので、三期は少し間が空きました。割と間が空いたにも関わらず、いざ三期1話を視聴すると、あっという間にこのすばワールドに入り込める。この実家感、たまりませんね。
常にドタバタしていて、見ると自然と笑顔になる作品だと思います。何にも考えず、ただただ見て、笑って、元気をもらえます。
カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスの四人のわちゃわちゃももちろん大好きですが、今回描かれた王女アイリスとカズマの絡みもすごく面白かったです。アイリスが可愛くてですね、そりゃ「お兄ちゃん」とか呼ばれたらイチコロですわい。
あとですねあとですね、私はカズマとめぐみんのカップリングがとても好きなのです。元々めぐみんが推しなので、必然的にこの二人のカップリングが好きになったのですが…三期でもちょいちょい二人のイチャイチャ(?)が見られて満足です。可愛かった。
毎度お馴染みのカズマがめぐみんをおんぶするシーンも大好物ですね、はい。
あと印象に残ったのは、カズマがダクネスをお姫様だっこする場面。ダクネスって腹筋も割れてるし筋肉すごいじゃないですか。重そう(超絶失礼)なのに、ひょろそうなカズマがお姫様だっこしているのが印象的でした。
とまあそんな感じで、とっても面白かったです!最高でした!
バーテンダー 神のグラス
原作・城アラキさん、漫画・長友健篩さんの作品を完全新作アニメ化。
2011年に相葉雅紀さん主演でドラマ化されていて、アニメも2006年にやっていたみたいですね。ドラマは認知していましたが、2006年のアニメは知らなかったです。
バー『Edenhool』で働く主人公・佐々倉溜。溜は、悩みや不安、問題を抱えた様々なお客様に最高の一杯を提供していく。彼の作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれ、ホテルのカウンターバーのバーテンダーとしてスカウトされる。
すごく落ち着いた雰囲気の作品で、派手さのある最近のアニメ作品とは違った魅力があったなと感じました。お酒に関しては全く詳しくないのですが、見るとバーに行ってみたくなりますね。
良質なヒューマンドラマでした。
お客様の背中をそっと押してくれる溜の話し方や声のトーンがすごく素敵。
川崎鷹也さんのOPも好きでした。
新作アニメをチェックしていたときから気になっていた作品ではありましたが、想像以上に良かったです。面白かった!
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?
手島史詞さん原作のハートフルラブコメ。
タイトルを見たときは視聴するつもりはなかったのですが、試しにpvを見てみたら面白そうで、視聴を決めました。pvで感じた期待のまま、最終話までずっと面白かったです。
魔術師ザガンがオークションでエルフの少女ネフィに一目惚れし、彼女を買う。口下手な二人が少しずつ心を通わせていく。
どんどん縮む二人の距離ににやけが止まりません。赤面する二人が可愛すぎてほっこりします。
特に、竜の少女フォルが登場してからは可愛さが渋滞していて大変でした。フォルがまあ可愛くて。ザガンとネフィのことが大好きなフォルが、二人のいちゃいちゃを観察している姿がすごく好きです。いいなぁ、私もフォルと一緒に二人を観察したい。
ザガンの悪友バルバロスと、ポンコツ聖騎士シャスティルの絡みも面白く、この二人がメインの外伝も読んでみましたが、こちらもアニメで見てみたいなと思いました。シャスティルに振り回されるバルバロスの図がすごく好きです。
Unnamed Memory
おいおい、どんな最終回だよ!!!!!(大泣)
「子孫を残せない」呪いを受けた王太子オスカーは、その呪いを解いてもらうため、魔女ティナーシャの元を訪れる。解呪は難しいが、呪いに対抗できる魔力を持つ者とであれば子孫を残せることを聞いたオスカーは、強大な魔力を持つティナーシャを妻にすると言い出す。
opを見た感じだともっと壮大なファンタジー作品なのかなと思っていましたが、本編を見てみると、オスカーとティナーシャの掛け合いが結構コミカルでほんわかしているなと思いました。
最初からティナーシャはオスカーに惹かれていたんじゃないかなと感じますけど、彼のことがどんどん大切になっていく様子がたまらん。しかも本人が恋って自覚してない鈍感っぷりがまた可愛い。
みんなに「私ってオスカーのこと好きなの!?」みたいに聞いてる姿が面白かったです。最終的にはオスカーにも突撃しちゃうところが可愛いなって思いました。
オスカーとティナーシャの関係性が本当に大好きです。当たり前のようにお互いが一番大切。変に照れたりしない感じもすごく好きです。オスカーの膝の上にティナーシャが乗っている絵面が最高ですね、はい。
とまあ、ここで深呼吸しましょう。
11話、念願の結婚!と歓喜に満ち溢れたラスト。最終回は幸せな夫婦生活を見せてくれて終わるんだなぁと呑気に構えていた私、バカでしたね。鈍器で殴られた気分でした。(殴られたことないけど)
そもそも最終回出だし、オスカーが過去に飛んでしまった時点で「おやおや?」とは思ったんですよ。まだ一波乱あるの?って。
一波乱どころじゃねぇ……なんでパラレルワールドが存在しないねん……この野郎……
opから感じていた壮大なファンタジーという印象はどうやら間違っていなかったようです。ちゃんと壮大なファンタジーでした。
もう最終回を見終わって放心状態ですよ。しんどすぎて。久しぶりにこんなしんどい気持ちになるアニメ見ました。
白紙よりもう一度、どんなキャッチコピーやねん……しかもpvの概要欄のところも「誰も知らない、魔女と王太子の御伽話」って書いてあってさらにグサッときました。あああ……そういうことね……誰も知らないって。
来年2期をやるそうです。二人の幸せを願うばかり。
しんどいけど最高に面白かったです。見て良かった。
変人のサラダボウル
探偵・鏑矢惣助は、調査対象を尾行中、異世界から転移してきた皇女・サラと出会う。あれよあれよとサラは探偵助手として惣助と一緒に住むことに。一方でサラの側近・リヴィアも異世界から転移してきたものの、上手く新しい世界に溶け込めずにホームレスとなってしまう。
岐阜を舞台にした変人たちの群像劇。
サラの異世界適応能力がすごかったですね(笑)対してリヴィアはポンコツすぎて危なっかしい。変な宗教に引っかかるし、転売ヤーに加担しちゃうし。そこが面白いんですが。
サラが通うことになる小学校、やばない……?クラスメイトの個性強すぎて笑いました。特に英語ぺらぺーらな彼。英語じゃねぇーし!!!誰かツッコめよ!!!
ツッコミ役が圧倒的に足りていないためにこんなカオスな物語になっているんだなと思いました。
op、めっちゃ好きです!初めて聴いたときからすごく耳に残りました。
夜のクラゲは泳げない
ガールミーツガールのオリジナルアニメ。
イラストレーター・海月ヨルとして活動していた光月まひる。元アイドル・山ノ内花音、アイドル時代の花音のファンである高梨・キム・アヌーク・めい、まひるの幼馴染でvtuberの渡瀬キウイ。
ひょんなことから集まった高校生四人が、覆面アーティストJELEEとして活動することになる。
面白かったです!
イラストレーターとして花音に認められたヨルの承認欲求が、どんどん大きくなる感じが特に印象的でした。ファンアートをもらったとき、ヨルだけ反応が違うシーンは見ていてしんどくなります。自分が描いたものより評価されていたらそりゃ自信なくしますよ。
JELEEの楽曲もどれも素敵でした。40mpさんが作っていると知って嬉しかったです。ボカロが流行っていたとき(?)40mpさんの曲が好きでよく聴いていたので。
JELEEのキャラクターデザインもすごく可愛いですよね。好きです。
魔法科高校の劣等生 第3シーズン
ダブルセブン編、スティープルチェース編、古都内乱編、と盛り沢山な第3シーズンでした。
魔法科高校の劣等生、アニメはずっと追っていますが、正直だんだんわけわからんくなってきました(苦笑)登場人物が多く、関係性の把握が追いつかない。誰か相関図と用語解説一覧を作ってほしい…
お兄様最強だと思っている(実際に最強ですけど)ので、スティープルチェース編で達也が疲れている姿がとても新鮮でした。あんな顔色悪くなることあるんだ、と(笑)
好きだったシーンは、古都内乱編で、幹比古たちを一条が助けるところ。一条の登場タイミングが完璧すぎて「かっこよ!」となりました。
響け!ユーフォニアム3
ユーフォシリーズは1期が2015年、2期が2016年。待望の3期でした。
久美子たちが3年生になり、後輩もたくさん入りましたね。見るからに部員まとめるの大変そう…案の定意見がわれてギスギスした嫌な空気感になってましたね。自分があの空間にいたら部活辞めたくなりそうです(笑)
上手い人が選ばれるはずのオーディションで、初心者が選ばれたり…そりゃなんで?ってなります。
特に驚いたのはやっぱり、真由がソロに選ばれたことですかね。原作では久美子らしい(原作未読)のですが、ここでまさかのオリジナル展開に持っていくとは思いませんでした。すごい思い切り。
最後のソロオーディションで、秀一と奏が2番目の人(久美子)に手を挙げる場面はすごくグッときました。二人とも久美子の演奏をちゃんとわかっているし、久美子の演奏が好きなんだろうなって。ちなみに私も挙げるなら2番でした。
そんなこんなで大波乱の3期。私の大好きな秀久美の絡みが少なくて寂しかったです。最後にヘアピン出るかなぁ…でもなぁ…たぶんスタッフは久美麗ファンが多そう(勝手なイメージ)だからヘアピンはもう出ないのかなぁ…と思っていたら、きました。
きましたよ、ヘアピン。もう大歓喜でした。ありがとうヘアピン。君の出番をずっと待っていたんだ、私は。
WIND BREAKER
不良高校として知られる風鈴高校。桜遥はてっぺんになるために入学するが、イメージしていた荒れた高校などではなく、"防風鈴"として街を守る生徒たちが集まる学校になっていた。
ビジュアルを見たときからですね、私はもう蘇枋さんに惚れてましてね。一目惚れです、ええ。かっこよすぎでしょ、ビジュが!優勝じゃん。
アニメをいざ見てみたら、意外とボケたりするんですよね、彼。可愛い~好き~!喧嘩もバカ強くてかっこいい。汗一つかかずに相手を翻弄しちゃうとか。は~かっこいい~!
OPの学ランを羽織るシーンがめちゃくちゃ好きでした。曲もかっこいいし、映像も綺麗だし。
だいぶ中途半端な終わりになっているので早く続きが見たいです。
忘却バッテリー
面白かった!!!
中学時代最強バッテリーと言われていた清峰葉流火と要圭。だがそんなバッテリーが入学したのは野球部のない都立高校。かつて二人の強さに打ちのめされた山田太郎、藤堂葵、千早瞬平も同じ高校に入学していた。
想像以上に面白くて大好きでした。基本ギャグなのに急にシリアス要素をぶち込んできて「うお~(´;ω;`)」って感じ。
推しは藤堂です!藤堂回がとても好きでした。特にバッティングセンターで先輩と偶然会うシーン。背中合わせなのがまた良いですよね、たまらん。藤堂が泣いてて返事に窮しているとき、無視すんな、先輩だぞってなっているのがすごく好き。なんて素敵なシーンなんだよ。
智将バージョンの要圭もくそかっこいいですよね。山ちゃんが感動している姿が可愛かったし、土屋先輩が「圭様!」って呼んでるのもめっちゃ可愛い。
続きが見たい~続きが見たいです~
OPも素晴らしく素敵でしたね。歌詞も素敵だし、爽やかだし。
ささやくように恋を唄う
新入生歓迎会のバンド演奏でギターボーカルをしていた先輩・朝凪依に一目ボレした木野ひまり。ひまりと依の恋愛模様を中心に、バンドでのすれ違いやひまりが入部する料理部での様子も描かれる百合作品。
普段百合作品を見ることは少ないですが、「ささ恋」はすごく良かったです。11、12話の放送が延期されてしまったので10話までしか見れていない状況ですが…
みんな可愛いんですよね。特にひまりがとんでもなく可愛い。男女関係なくモテるんだろうなぁ。
ということで、春アニメは11作視聴しました。どれも面白くて個人的にはすごく満足なクールでした。笑えるものから、しっとり楽しめるもの、わくわくするものまで楽しく視聴できて良かったです。
<見出し画像>
『このすば』公式X、4月10日ポストより引用