適う

寂しくても泣けなかった
それとも？
なにか、別の？
話なら聴いてあげられる
幾つになっても
あなたがあなたなら
わたしがわたしなら
リズムとテンポが合わなくて
逢えなくてヒリヒリしても
変わらなくていいもの
変えたくなったとして
自慢話をしたくても
あなたの心が救われなくても
別に今、気にして居なくても
涙の色が希望と違っていたと
落ち込んだとしても
理由にならないから
誰一人として認めたりしない
自分を認められる筈もなくて
嘘だったから、全部
笑えなくなる前に人が変わる
形があるような気がした
そこに間違いがなくても
残念だとは限らない
最高なんて
最低なんて
誰の感覚でもないのなら
自分の話にもやっぱり
感情的にならない方を選ぶ
最終的には
呆気がないくらいに
早く時間は過ぎていく
よく憶えていないのが自然
顔も名前も曖昧になる
その位、暗さが丁度良い
ホントは、自分には適当