エニシ
可愛いね
その仕草
なかなか
ある一定のリズムで
無意識的な反復を
くりかえしてる君は
一生懸命だった
可愛いというのは別に
そのカワイイではなくて
こちら側にある感覚の方
見たまんまを
言葉では表現はしない
それがポリシーだった
プロフェッショナル
じゃなくたって
プライドや誇りは一人前
君と同じ
小学生の頃に見た君と
別のクラスに
別れた後も
たまに
ウチに遊びに来てたよね
ファミコン
ゼルダの伝説やりに
そういうのは
よく憶えてるのよね
無意識に
無と意と識ね
そこに無いもの
イメージしても
物語は
書けてしまうから
君の意識と
僕の意識が
つながることだってある
別に
なにも見なくても
同じもの
見ていなくても
綺麗とか
可愛いとか
美しいとか
なるべくなら
前を向いた時の
ポジティヴな感覚
そこだけは
誰かに
譲ることもしないから
アプローチしないまま
友達になったり
恋人ができたり
別れたり
また、ひっついたり
偶然だとか
必然だとか
ニンゲンには
色々あるけれど
必ずしも
それが
運命じゃないし
縁(えにし)だと
君が
そう思うには
幾らなんでも
早すぎる
まだ
30分しか経ってない
ついさっきの話
可愛い仕草
そのくらいの
レベルなら
まあ、あるよ
誰にでも
全然、珍しくはない
そして、
単体で
君の姿を眺めることに
僕は成功した
でも、その30分後には
また
その前と同じような
時間がやってきた
おわりの
つぎは
また
はじまりだった
リセット
されちゃったかな?
新しくなった、ような
気がした
たぶん、
気のせいだと思うけど
必要だったものが
不要に変わっていく
嫌いだったものは
好きになる時も
あったりして
やっぱり
僕は
君が
今も変わらず
好きで
それが
必然であってほしいと
星に願うこと
テルテル坊主を
ベランダにつるす
母親の後ろ姿に
幼い君が見たもの
明日もきっと
変わらず、僕は
また、同じような顔で
笑ってる
あなたのそばにいる
たとえ
それが
えにしではなくても
運命の人でなくたって
僕は、君が好きだ
いつまでも
変わらない気持ちが
タンタンとそこに在る
たしかに
劇的ではないけれど
今日も生きている
それぐらいしか
僕には
今はわからない
だから、
結論は
まだまだ
もうちょい先
に僕は
今、設定した