《無色》

ただなんとなく
何でもない風景をみて
泣きそうになっている僕は
たぶん、君のことが
好きなのだと思う
僕は全く可哀想じゃない
今、そう感じるのは
この部屋から見える空が
あまりにも遠くて高いから
淡くて眩しい無色透明の光
その煌めきの向こうに
間違いのない青さと
見えるはずのない希望を感じてる

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