《羨》

部屋に漂う浮遊感
空気に罪はないけれど
重たく感じる僕がいて

誰にもそれは
知られたくない
悟られないように

知らない世界に
飛び込む勇気はないし

誰かを
好きになれるかというと
その自信もありはしない

ないものねだりも
痩せ我慢も苦手な僕が

ヤキモチを妬いている
表情が好きなの
たぶん、知ってたよね?

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