Celeste Blue
穏やかさへの憧れがあるのは
昔からの話になった
本来は
派手さや
刺激的なデキゴトにたいする
羨望はほぼ皆無に近い
嫉妬心が自分にはない
美しさにも
大きさにも
世界的なものにも
遥かという
永遠である理由も
儚さの方が
刹那さの方が
重要だと感じた
涙・喜び・哀しみ・希望・怒りも
全てには
限りがあるから素晴らしい
移り変わりに
瞬間的に輝きを発する
生命に見るもの
新しい感覚には
実際
醜さもあれば
嫌な人物像
嫌いな匂い
馨も、味も含まれている
バランスさえ整えば
美味しいと感じるのは
真実だった
そのRealを
本物として味わえば
自然に深み
奥行と感動は
自分側の
黒い瞳の奥から生まれていく
知ったのは
今、じゃない、誰も
知らなかっただけに過ぎない
自分を
泣く必要がないくらいに
整った自己に
自分のチカラだけではないもの
目には見えない
存在を感じてしまう、今日も
瞬きをしたら
消えてしまうような
たった一瞬の不思議に
胸を打たれた、心臓を撃たれた
自分という存在の価値と理由を
認識したら
何処にも向かう必要がないこと
そのままで良いこと
流れる時のなかで
証を見つけた
君という
淡い水色の光を
雫を
僕は愛することを
今、選択した
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