見出し画像

兎虜々々

昨夜の
電話の
話のつづき

そのひとは
君のこと
よく知らないと思う

傷つけようとしたのではなくて

ホントは
誰にでもあるような話
したかっただけなんじゃないかな?

君が
相手なら
話せそうな
聴いてくれそうな
気がしたんだ、きっと

僕だって
そういう時なら

同じところ
ウロウロしたり
意味もなく
無意識のうちに
ヒトリゴトを呟いたり

心の奥
深い場所に

自分の
自筆の
手書きの
手紙を送り届ける

この感覚には
悪気はなくて
自覚できなくても

後になって
謝れたのなら
もしも、先に
自分が誤ったのなら

とか、色々
眠れずにボンヤリと
白い天井を見つめながら
君のことを考えてた

だけど
暫く
僕自身の悩み事については
何も考える必要がなくなったから
結果的に

有難かった、とっても

君の心配をすること
嫌じゃないんだ、僕

誰かと
話し中だったとしても

いつまでも
僕は
待っていられたから

君のことを

いいなと思ったら応援しよう!