あんなことやこんなこと
君とボクがやっちゃった
わるい事
おぼえてなくても
わすれていても
ほんとは全部、憶えていても
どうしたらいいのか
そんな
他愛もないようなはなしを
ボクは
ひとりの部屋は
どんなにラクに過ごせても
それはただの生活で
お金は必要になるけれど
時間はもっと必要で
お互いさまなら、
今、はなさなくてもいい？
離さない、話さない、やっぱりね
君とボクは、離れたくはないの
あんなこと
こんなこと
どんなことがありましたっけ？
君はおぼえてる？ボクを
生まれた瞬間の記憶
はじめてのお使い
大人になれた気がしたあの日
誰にも話していないけど
アルバムにはちゃんとある写真
ワンシーンの切り抜きばかりを
記念切手みたいに
ビックリマンシールのように
集めた、ボクだけのコレクション
今になってみると
どうでもいいような
この執着は
君は何処にいくの？
たまに、電話をかけても
君は誰かと話し中
相手はボクの知らないひと、いつも
知らない場所で君は笑っている
ボクを笑っているわけじゃないけど
ファンが不安に変わった
その身近な問題は
新しい悩みを生んでしまった
センシティヴな内容には
気をつけましょう
一番内側にある扉に
鍵は掛けましたか？
誰も入ってこれないように
ボクが開けることができなくなったら
閉ざされた世界は
どうなるのかな？
そういうのは
やっぱり良くないと思う
色を、形を、イメージして、
部屋の模様替えもした
新しいカーテンも買った
一人はラク
それは事実
ボクにとって、とっても
生活がラクになってもさ
人生が楽しくはないのよね
自分を、らしさを
楽しめないなら
生きていても
しかたないじゃない
そんなこと
わかりきった
最初からの正解だよ
答え合わせの必要もないくらいに
君の幸せを
願ったりしない
ボクは
ボクの幸せを願うだけ
ただ、独りよがりだけの世界には
何人かの
登場キャラが存在して
そのキャラが
一人いなくなると
ボクの世界は破綻する
確実に
だから、君の幸せは
ボクにとって
とっても重要
それだけ
寂しくなるだけ
ボクは、ボク
君は、君
ね！
やっぱり、おなかすいてきた？
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