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オールドレンズ遊び:Pentax Auto110

年末にPENTAX AUTO110のレンズを3本ゲットしてしまった。若い人は知らないと思うが、その昔110(ワンテン)フィルムという、カセットぽん的なフィルムが一時期流行ったのよ。一時期生産されなくなったみたいだけど、現在辛うじてロモグラフィーだけ作っているみたい。

基本的にコンパクトサイズのポケットカメラと呼ばれるものに使われていたんだけど、このフィルム用に一眼レフ作るという暴挙に出たのが朝日ペンタックス。いわばQシリーズの元祖。(Qシリーズも廃版だけど)今回手に入れたのはこのAuto110用の交換レンズ3本。本体は無い。

作例に行く前にもう少しお勉強。110フィルムのサイズは17mm×13mmと非常にコンパクト。このサイズなんどマイクロフォーサーズのセンサーサイズ(約17.3mm×13mm)とばっちり合うのです。そう、アダプター噛ませば、オリジナルの画角でこのレンズを楽しめるのです。ということで早速ゲット。

まだまだ勉強は続く。このAuto110もう一つ特徴がある。絞り機構がレンズではなく、本体についているということ。つまり、絞り開放でしか撮ることができないということ。一時期、絞り機構を内蔵したアダプターも売られていたようだが、今はどうなんだろうか?自分がゲットしたのは絞り無のタイプ。まあ、3本2000円ちょっとで購入したレンズに万を超えるアダプターというのは私的に無いので、これで良し。

それではそろそろ作例に行きましょう。最近ほとんど出番の無いLUMIX GF2にアダプタ付けて出発。撮影日は1/10というのもピッタリだな。

PENTAX-110 ZOOM 1:2.8 20~40mm

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朝日の中、逆光気味に撮った一枚。真ん中のラインに自転車、バス停、灯台、バスを待つ人を並べてみた。ふわっとした感じになりましたね。

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これは完全に太陽を入れてみた。散歩中の方をシルエットに。ピントがどこにあるのかわからんな。GF2でのピント合わせに慣れてないといか、背面液晶見ながらマニュアルフォーカスは難しい。

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無限遠で撮ったと思うのだが、沖の巡視船ボヤっとしてますね。

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右側のシールにピントを合わせたつもりなのですが。。。。奥のブロック塀のボケ感が他のレンズでは見たことない感じ。

PENTAX-110 1:2.8 70mm

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お次は、いつもの猫さん達にご協力いただいて、70mmの望遠レンズ。そこそこ解像していると思います。個人的には3本の中でこのレンズが一番好きかも、カビ生えてるけど。この日は寒い朝だったので、みんな朝日を求めて風を防げて日当たりの良い場所にいましたね。というか、天気みて大体どこにいるか把握している自分が怖い。

PENTAX-110 1:2.8 50mm

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最後は50mm。このレンズとっても小さい。けどまあ普通に写る。GF2のつけっぱなしレンズ決定かな。お地蔵さん、手前から奥へのボケ感は割と好きかな。

自分好みのカリッとした画ではないですが、よく言うオールドレンズっぽい画になりますね。絞りが無いのでF2.8縛りみたいな撮影なので甘い感じになるのは仕方のないこと。というか、自分としては基本やらない設定だったりするので、逆に面白かった。開放撮影縛りというのも意外と楽しめる。GF2だとシャッタースピードが1/4000秒までなので、明るいところで開放だと、露出オーバーになってしまうことがしばしばあった。まあこの場合それも一興ですね。3本持ち歩いても全然苦にならない軽量級システム。しばらく朝さんぽのお供にしようかな。

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