「いうことを聞かない時」の考え方
こんにちは。セリヒロです。
「いうことを聞かない」って時々聞いたりしますよね。。
子供がいう事を聞かないとか、部下がいうことを聞かない・・・って類のものです。
気を付けてほしいからいっているのに・・・なんで聞かないんだろう?って気持ちになったりしますよね。
たまたま私の周りでもそういうことがあったので考えてみたいと思う。
なぜ「いうことを聞かない」のか?
そもそもなぜいうことを聞かないのかってことなんですが、まぁ気分が乗らないとか違うことをやっているのでいうことを聞かないとか、そのシチュエーションによって理由は異なると思うんです。
じゃあどうすればいうことを聞かないっていう問題を解決できるのかってことなんですが、このいうことを聞かない問題って実はいうことを聞かないって思っている方が問題なんじゃないかなって思うんですよね。
それというのも、この「いうことを聞かない」っていうのは、その前提に「自分がいっていることを聞かないといけない」というのがあって、そもそもいうことを聞かないといけないっていう考えってどうなんだろうって感じるんです。
私たちが子供の頃は言うことを聞くのが当然だった
私が子供の頃は、親のいうことを聞くのが当たり前で、親のいうことを聞かないとものすごく怒られていました。
親のいうことを聞くのが当然のこととされていたから、親からするということを聞かなかったら、なぜいうことを聞かないのって怒るんですよね。
そんな時代だったので、「いうことを聞く」ことに対して疑問を感じることもなかったんですよね。
ただ私は実際に子育てをしてて思うのが、「いうことを聞く」ってあまりいいことではないって感じたんですよね。あくまで私個人の感覚ですが・・・
それはなぜかというと、前述のとおり「いうことを聞かない」って言葉の裏には「いうことを聞くのが当たり前」という感覚があり、その言葉ってある意味命令に近いものなんじゃないかって思うんですよね。
聞かないのがだめって感覚なら命令っぽいですよね。
それで大人であっても子供であっても命令であれば反発したくなる気持ちって少なからずあるんじゃないかなって思うんです。
命令には反発したくなる。
やっぱり自分の行動は自分で決めたいって思いがあって人に命令されると嫌ですよね。
子供であっても生まれてから幼稚園くらいまでは、危ないことも平気でするのでそこは命令口調でも止めないといけない場合があると思うんですが、小学校高学年や中学生になると自分で判断できることが多くなってくるんです。
親からすると子供は子供なんですが、子供からするといろいろと判断できるようになり、命令口調でこられると反発したくなるのは自然でこれが反抗期なのかなって思うんですよね。
それでそういった時期に「いうことを聞かない」なんて思いで話すと余計に心理的な距離感は離れていくんじゃないかなって思うんです。
なので、子供でもある程度の判断ができるようになってきたと思ったらちゃんと子供の意見も尊重した方がいいのではないかと思うんです。
また、職場での上下関係においても同じことで、役職や年齢などで上の立場であったとしても相手に対して「いうことを聞かない」なんて思っていると態度にでるし、そういった考え方はあまり良くないような気がしています。
親子関係でも職場の上下関係でも相手の意見を尊重することが大切
親子関係であっても職場の上下関係であっても、誰にだって思いや意見があるんです。
一方的に相手が「いうことを聞かない」と考えるのではなくて、相手の気持ちや考えに寄り添うことが大切なのかな。
「いうことを聞かない」って思っている時は、つい怒りがちになってしまうと思うので、そんな時こそ冷静になれるように意識していきたい。。
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