Return to Normal -2022年を振り返る 5-
7月 -JUL-
大阪の蒸し暑い夏のインテックアリーナは蒸し風呂のような暑さでした。
それは外気温のせいだったのか、観客が醸し出す熱気のせいだったのか、もう今は思い出せませんが、「夏のインテックアリーナ」はやばい、という記憶が私の中に切り刻まれました。
何度もバレーボール観戦で通った場所でしたが、私が最初にこの体育館に来たのは2013年にフィギュアの四大陸選手権という大会が行われた時でした。一番仲のいい観戦仲間はこの時に出会った羽生さんのファンで、同じように祐希くんに落ち、バレーにハマり、今はどっちも一緒に見にいく姉妹のような友人になりました。
そんな思い出の場所です。
暑さのせいかピリッとしないセットもありましたが、確実にオーストラリア、カナダ、そしてメンバーをほとんど入れ替えてのドイツに連勝し、ブラジル戦にも期待がかかりましたがブラジルの方にまだまだアドバンテージがあった感じでしたね。
この後の世界選手権もですが、日本はブラジルとフランスに縁がありすぎると思うのは気のせいじゃないはず。
日本初のファイナルに進んだものの、イタリアで祐希くんが怪我をするというアクシデントのニュースをきくことになり、ヤキモキしたのも7月のことでした。ファイナルはフランスとあたり、力負けしてしまいましたが今思うと、これも一つの伏線だったのかもしれません。
VNLの時期は毎年(2021年以外は)、地球をぐるぐると回る忙しさの代表チーム。各国の選手からもスケジュールに関する苦情が出てましたね。組織としてある程度、お金を稼ぐことも重要ですが、コンテンツとなる選手たちがスポーツで全力を出せるようにプライベートも大事にできるようなスケジュールや開催地選びができるようになるといいなと願ってやみません。
日程的に物議を醸した沖縄で行われた紅白戦。
組織も日本のチームが強くなったことや、コロナによる影響で海外への移動や、海外からの移動が以前ほどスムーズにいかないケースがあるということを考えて日程を組むべきだったかもしれません。
上手くいかなかったことを次に活かせばそれは無駄にはならないと思っている人なので、是非是非、次に生かして欲しいと思います。
沖縄アリーナはとってもかっこいいアリーナで、将来、あの場所で国際試合をやったらテンション上がるだろうなと思うようなアリーナでした。
ですが、残念ながら交通の便はあんまり良くないですね。元々、沖縄は車社会で公共交通があまり発達していません。
総合的に見ると、もう少し条件の良い場所がある気がします。
私自身は沖縄を満喫してきました。
美味しいものも食べたし、ちょっとした観光もできたし、代表のABチームのどちらも見ることができましたし。
最近はバレーボール観戦に観光がくっついてくる系の旅行が多いので、こういう場所での開催だからこそ楽しめる部分は多分にあったな、と思いました。
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