シェア
すずきせり
2020年9月18日 12:30
ある晩、抱えた息子が「異様に熱い」と夫。唸るような暑さが続いている時期。熱を測ると39度。頭の奥がチリチリいうような、ショック。新生児の頃と比べると逞しくなってきた身体も、心なしか脱力しているように感じる。私たちがいないと、この子は生きられないんだという当たり前の事実をまた深く噛みしめる。翌朝早くから病院にいった。日曜日の急患扱い、そして高熱を伴っていたので別室に隔離されていてやたらと物々し