すずきせり

空間、サービス、出会い、発見、刺激、生産。本を読むのが好きです。昨年末に産まれた息子と、音楽を生業とする夫と暮らしている。コルクの人だけど育児休暇中。

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マガジン

  • 息子との1日、定点観測

    2019年年末にうまれた息子との、なんでもない生活をわすれないように書き留めます。

  • こどもがうまれるまでのこと

    少しずつかいています。2019年冬に産まれた息子と初めての妊娠出産について。

  • 徒然雑記

    2016年後半からいっときは毎日更新していた、なんでもない雑記をまとめます。

最近の記事

  • 固定された記事

「こどもがうまれるまで」を書いてみる

出産にまつわるあれこれを自分のためにも書き留めておこうと思う。 出産や育児にまつわることは正解がないことはもちろん、ガイドは数多くあれど自分のための教科書なんてものもどこにもない、それでいて「失敗できない」という重たい気持ちがずっとうっすらと存在していて、正直不安になることばかりだ。 私自身、そんな中で名もなき人の記事や投稿から多くを学んだし、心の支えをもらっていたのでどこかで誰かを救えるかもしれない──という微かな期待ももちつつ、あの十月十日が古びる前に残しておきたいと

    • 生後8ヶ月の彼との1日

      ある晩、抱えた息子が「異様に熱い」と夫。唸るような暑さが続いている時期。熱を測ると39度。頭の奥がチリチリいうような、ショック。 新生児の頃と比べると逞しくなってきた身体も、心なしか脱力しているように感じる。私たちがいないと、この子は生きられないんだという当たり前の事実をまた深く噛みしめる。 翌朝早くから病院にいった。日曜日の急患扱い、そして高熱を伴っていたので別室に隔離されていてやたらと物々しく感じてしまった。結果としては赤ちゃんのほとんどが経験するという『突発性発疹』だ

      • 生後7ヶ月の彼との1日

        尾骶骨を折ったのが6月の下旬。その頃は「まだ(息子が)動かなくてよかった」と言っていたのに、 寝返りして上体を起こしたポーズをキープできるようになるようになって、 足を裏から握ってやると、足を延ばす力でググッと前に進みだして、 匍匐前進をするように全力で腕と足を使ってのずり這いをはじめて、 少し慣れてきたら水泳のバタフライのようなずり這いにまで発展。 あっという間にみるみると家中を動き始めた。日に日に活動範囲を広げていくのがわかった。今までは大人の力を介さないと移動できず

        • 生後6ヶ月の彼との1日

          世の中が緩やかに動きはじめ、それを嬉しく思ったり怖く思ったり、なんだか些細なことでもエネルギーを持っていかれる。実際のところは家で穏やかにしているだけなのに。 夫の体調不良が続いていて、ここのところ二人で分担していた家事と育児を連日一人でやっていた。「疲れたな」と感じなくはないが、そんな中でも夜にお風呂の掃除に手が伸びるので、仕事していた時よりトータル元気なのかもしれない。ちゃんと元気でいれるように自分と暮らしをもっとコントロールしなきゃなあ、と思う。世の中のワーキングマザ

        • 固定された記事

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        マガジン

        • 息子との1日、定点観測
          7本
        • こどもがうまれるまでのこと
          3本
        • 徒然雑記
          83本

        記事

          おなかにこどもがいるとわかって(夫に伝える。家族・職場への報告)

          病院にいって、受胎を確認したのはたしか妊娠5週の頃だった。従来通り生理がきていれば、終わって1週間経つだろうという時期。 夫に「実は、もしかしたら」と伝えたのはそれから半月ほど遡ったころだった「まるで月のものがくる予兆がない」「静かな予感のようなものを感じている」「確かめてみるまで、わからない。でも私は日に日に確信してる」私の話ぶりに、夫もその可能性の高さを感じたらしい。 こうなることを待っていたことは確かなのに、手放しで喜ぶというよりも二人とも少し神妙な心地で「ではこの

          おなかにこどもがいるとわかって(夫に伝える。家族・職場への報告)

          最近読んだ本たち

          最近読んだ本たち

          生後5ヶ月の彼との1日

          息子は毎日くるくると寝返りを駆使して縦横無尽にカーペットを動いている。1ヶ月前の記事を読んでみたら、首が座ったばかりのようで驚いた。 テレビ電話をしているときも、いないいないばあをしてもらって笑ったり、画面に向かって手を伸ばしたり、いろんなことの関係がわかって感情が動いている様子がみて取れるようになった。 「喜んでいるのかな」「疲れているのかな」と思っていたことが、 「ああ、すごい笑っている」「すごい手をだしてくる」とより鮮明に細かい感情まで覗けるようになったことがやたら

          生後5ヶ月の彼との1日

          こどもがおなかにいるとわかったときのこと (妊娠発覚〜産院決定)

          市販の妊娠検査薬で陽性がでたのは桜がもうすぐ咲くころ。丸窓の中に線が一本のびている、漫画でみてきたような絵面。 その日を待っていた立場ではあったけれど、嬉しくて興奮するというよりも「ああ、やっと確かめられた」という心地だった。 半月ほど、やたら眠たくなったり、月のものがくる兆しが一向にみえなかったり、なんだか調子外れな日々だったので、かなり早い段階から「これはもしや」と検査薬が使えるタイミングをそわそわと待っていて「ああ、気になる……!」と待つのに疲れたころだった。 安心

          こどもがおなかにいるとわかったときのこと (妊娠発覚〜産院決定)

          生後4ヶ月の彼との1日

          最近のいいこと ・八重桜と芍薬がきれいに咲いている道を家のごく近くにみつけたこと。 ・息子の離乳にあたり導入したパルシステムに思いやりを多く感じること。 ・いつやれるのかわからないけど待望のFF7が発売していること。 🍺 週に1度か2度、寝入った息子の様子を伺いつつお酒を飲むようになった。 まずは慣れだと思って口にしていたハイボールはなんだか美味しく味わえなかったのに、元々の好物であるビールを飲んだら「これこれ!」となった。 美味しさを喜べることですら、しみじみ嬉しい。

          生後4ヶ月の彼との1日

          生後3ヶ月の彼との1日

          頭の片隅で聞こえていた声が、次第にはっきりしてくる。その時間は大抵は朝6時台で、まだ暗い中ながらもしっかりと太陽ののぼる気配がみえる。 「ええうー、あー、えーえーう」 母音だけを紡いだ甘く、しかし懸命さを感じさせる息子の声。ボリュームは結構大きい。「もう起きたの」とか「朝だねぇ」とか言いながらとりあえず寝ながら手を繋ぐ。そのままうつらうつら、息子の歌声のような叫びのような声をしばらくきく。私は目覚めが悪い。 夫が起き上がって息子の頭を撫でる、すると「きゃきゃきゃっ」と喜ん

          生後3ヶ月の彼との1日

          大量の犬とすれ違う公園で

          大量の犬とすれ違う公園で

          気がつくとたくさん描いていた

          気がつくとたくさん描いていた

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          今読んでる本たち。

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          魚屋さんに行った日の夜ご飯。

          魚屋さんに行った日の夜ご飯。

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          こぶしをみつめる

          こぶしをみつめる

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          ささやかな模様替え

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