もういい加減直そう。頼む。若者たち
まえの記事、これ↓の続きです。この国はダメになります。そしてそれは寂しいことであるだけでなく、たくさんの悲劇と苦痛を長く残すことになると書きました。ですから防ぎましょう。特に若い方に読んでいただきたい。
ネット上、メディア上には現在やここ半世紀で作られた、あるいは実施された日本の仕組みに対する不満であふれています。その多くは的を得ていると思います。けどね、文句をいうのも結構だけど、もう次のステップへ進みませんか。
この国を直しましょうよ。
いま最もしいたげられている若い人たちこそがこの国を変えていくべきです。もしかするとあなた方は生まれた時からのことなので自覚がないかもしれませんが、まえの記事通り、いまの若い世代はとんでもなくしいたげられています。
こんな不平等が正当化されている現状に慣らされないでください。いまの若い人たちがいかにしいたげられているか、不平等な状態にあるかを伝えるのが時代の変遷を経験してきた我々おっさん(おばちゃん)世代の役割だと思っています。
生まれた時から慣らされちゃうと実感わかないでしょ。慣らされてはいけない。いまの状況は絶対におかしい。
若い政治家が必要とされる理由
あたりまえだけど若者は将来の担い手
これ、超あたりまえなんですけど、その若者たちがすんげえないがしろにされてますよね。
なぜか。年功序列の文化があるから。なんだか知らないけど年長者を敬えとか大事にしろっていうやつ。おれに言わせれば敬われ大事にされるような年長者になれよ。でなければただのCO2排出源だよ。偉くもなんともない。
かくいうぼくももうすぐじじいになる。だから自分で書いたことにビビっていますね。ただ、迷惑なだけのじじいにならないように、この国を残してくれる若者を応援するために日々努力しないと、とは意識してます。
責任を取れるのは若者だけ
国会中継を観たら一目瞭然ですが、この国のいろんなことを決めている人のほとんどはじいさんばあさんです。ネットを知らない、アニメがわかんない、そんなことはどうだっていい。
問題の本質は彼らがもうすぐ死ぬんだってことですよ。死んじゃうんだからあと先のこと=若い世代のことなんて当然雑になる。自分たちの利益を無責任に追求できる。
ダメだろ。
そんななか、熊谷俊人千葉県知事(前千葉市長:当選当時最年少)が下記のようなことを言っています。
国だっておんなじことですよ。
若い政治家は支持者にとってもいい存在
「二世議員ばっかりでろくな政治をしない」と批判する人たちがいます。異論はありません。けれどその二世議員を議員にさせたのは、我々有権者なんですよ?世襲制度は現代日本の制度として存在しませんから。
じゃあなんでこんなことになったのか。
まあだいたいこんなところじゃないでしょうか。
なんかの理由があって支持した政治家がいたとします。その政治家が亡くなったり引退した時にどうなるか。
その人の子供や指名後継ぎを若かったころのその政治家に重ね合わせて支持しちゃうんでしょうね。あたかも自らの孫のようにかわいくて。
それは自分の孫でやってくれ。
若い政治家、たとえば先述の熊谷知事の場合、私を含めた支持層の方が年上です。我々にとってなにがおいしいか。自分が死ぬまでおんなじ政治家を支持できる安心感があるんですよ。
そして支持者としての責任も死ぬまで。一方で政治家がヘマをしたら本人に文句をいえる。死ぬまで。
けどみんなのことを考えてくださいね
以上のことから若い世代の政治参加、とくに優れた政治家になってもらうことをぼくは強く支持します。
ただし、自分の生活のため、名声のため、そういうのはダメだよ。YouTuberや芸人になろうって話じゃないんですからね。
それじゃあみんな困るし、そんなことしたら自分自身が結局、賞味期限切れたら袋叩きにされますよ。なにせ若いから、やるだけやって死んじゃって逃げるってのは通用しない。
本当の意味で自分のためを考えてほしい。
支持者側にまわるとしても責任を持ちましょう。文句いうのはタダだし簡単。けど文句ばっかいってるってのは主従でいうところの主を文句いってる相手に渡しちゃってるんですよね。
だって文句いう相手がいなかったら文句いえない。裏を返せばその気に入らないやつに支配されてるのと同じようなもんなんです。ムカつくでしょ。自分が主という立場で文句も提案もするべきでしょう。つまり責任を持つ。
自分できちんと考えませんか。考えるためには知識がいる、知識を理解したり人に伝えるには論理的な思考力がいる、人を説得したり賛同してもらったりするには経験もいる。どれも若いと難しい。
そこでおっさん(おばちゃん)を活用してくださいよ。おっさんは若いあなた方が持っているものを持っていないが、若い人がまだ獲得できていない時間のかかるものを持ってるおっさんがけっこう世の中にはいる。
心あるおっさんたちと協力して、この国の未来を直してください。
おっさんたちは応援しますし教えられることは教えますよ。
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