宝塚の騒動について思うこと1
楽しいことだけ書きたいけれど、おそらく110年で一番の危機である今回の件について、合意から今までつらつら考えていたことを記したいと思います。
まず一番初めに言いたいのは、公演の再開を望んでる人、名前のあがった上級生のファンも、被災者のことを「こんなタイミングで死にやがって!」なんて思ってる人はいないと思うということです。
ほとんどの人は彼女のことをかわいそう、辛いことだと思っていると思うのです。
また舞台で贔屓に会いたい!という意見を、被災者のことを考えていない!お花畑!と攻めるのは浅慮かな、と。
好きな気持ちはままならないものだし、他の人より贔屓の方が重いって、普通のことだと思いますし。
もちろん配慮は必要ですけどね。
被災者のことを思うと涙が出てくる、悲しく辛い気持ちになるっていうのも当然ありえることだと思います。
人の気持ち、考え方はそれぞれ違うもの。
X(Twitter)でもめてるのは、それぞれの意見の人が、誰でも見られる場所で発言しているからであって、住み分けをしたら解決するんじゃないかなーと。
だって、いくらそれぞれの意見を戦わせたって、今回の問題の解決はできないでしょうし。
同期の為を思って退団しなかったようだと書き込むのだって、その同期の方にも重荷を背負わせるだけではないでしょうか?
当事者のことを思えばそっとしておくのが一番かと思います。
みんな、自分の気持ちは同じ考えの人の前でだけ吐きだそ!
そして、仮に現行メンバーで公演再開した場合、観客は友の会や会のメンバーなど、限定したらいいんじゃないかなと思います。
娘役の髪飾りが既製品だったのを責め立てたとか、96期問題でロミジュリ拍手がなかったとか、正直ファンも気難しい人がそこそこいそうですが…。
ここで声を大にして言いたいのは、劇団に抗議したいのなら、チケットを買わないこと!
見て拍手しないのは自分の品位をさげること!
劇場に行ったからには賞賛以外はないと心を決めること!
髪飾り問題は今回の件でも話題になりましたが、ファンの圧力も相当あったと思います。
この機会に全員既製品にしちゃってもいいと思いますけどね、負担軽減の為に。
かつらだけでも個性は出せるし、それにだって制作の時間とられてるでしょうしね。
既製品を使用したら観劇の楽しみが減る!という人は、生徒にアクセサリーを貢ぎましょう!
ロミジュリに関しては人事問題で、本人がジュリエットをやりたいと申し出た訳ではないだろうし、決まった人事を拒否するなら退団する覚悟が必要でしょう。
本人は与えられた役を必死にやっただけで、その努力に拍手しないなんて。実際映像で見た彼女は、体型や髪型などに若さゆえな部分はありましたが、技術はすばらしかった。
今回の件は、宝塚の内部で起きたことであると同時に、私たちファンの立ち方も試されているのだと思います。
人を攻撃するのはやめて、人に配慮をし、責めるのは劇団だけ!だよ!