中将 大木繁 (13) 1945年8月11日『通化へ向けて満州国を南下』
終戦間際の動静 8月11--12--13--14日
11日
早朝から極秘書類の焼却をおこない、
午後10時頃には、部員及び将校以下が「東新京駅」に到着した。
「東新京駅」に集まったのは、憲兵隊員のみ。
隊員の家族は、11日の早朝「新京駅」を出発している。
12日 午前6時
大木繁・関東憲兵隊司令官以下の全員が列車に同乗した。
この時の輸送指揮官は、今別府少佐、東条大佐。
13日
列車は、東新京駅➡四平街駅➡梅河口駅➡通化駅へ
通化駅には、13日の日没後に到着した。
到着後、大木繁司令官と副官の中村久太郎憲兵大尉は、
通化分隊長官舎へ移った。
将校は竜泉ホテルに泊まり、
将校以下は、通化--新通化間にある満鉄の兵舎に泊まった。
Wikipedia によると、
「竜泉ホテル」は「ベスト電気」の創業者「北田光男」が経営していた。
14日
新京にあった関東憲兵隊司令部を、通化憲兵隊本部に開設した。
見出しの写真は、四平街駅
愛知大学の現代中国研究総合データベースから引用
https://iccs.aichi-u.ac.jp/database/postcard/manzhou/category-45/MZ010/