塾ってのは"お金を出して買っている空間"だ。by尾関
新年一発目の中1&中2の授業は統一テスト対策授業&冬期講習テキストチェック
今日は長森校オリジナルの中1&中2の特訓授業!!
ってことで、授業の最初は中1&中2を全員集めて僕の理論訓示初め(笑)
元気いっぱいの中1&中2の皆に新年一発目はどんな話をしようかな~って考えていた尾関元規。
面白い話で行こうか~
受験の厳しさの話で行こうかぁ~
学年末テストを皆が頑張りたいって思う話で行こうか~
などなど考えていたのだけれど・・・
なんだか、正月気分でみんながフワフワしていたような気がしたから、ここは一発みんなの背筋がびしっっっと伸びる話で行こうってことで、話した内容の以下の通り。
僕「みんな~あけましておめでとう。今日は統一テスト対策授業だ。せっかくみんなが来てくれた今日1日を"来てよかった"と思って帰ることができる最高の一日にするために、みんなに意識してもらいたいことがある。」
なんだなんだと固唾をのんで聞いている中1&中2
僕「塾の授業中におしゃべりする。ま、そんな生徒はいないって思うけど、塾の授業中に友達とおしゃべりしたり、目を合わせてこちゃこちゃしたりしてはダメな理由って分かるかな?」
生徒A「迷惑だから?」
僕「もちろん、それもあるね。でも違うんだな~。塾の授業中にふざけちゃいけないのは、塾の授業っていう空間は"皆がお金を出して買っている空間"だからだ。みんなのお家の人が色々とやりくりして払ってくれているお金で、それぞれ一人ひとりが"買っている空間"、その空間を台無しにするようなことをする権利はだれにもないんだ。だから、極論を言ったら、塾の授業中に"居眠りをする"。これだって、授業中の私語同様、本当はすることが許されないことなのかもしれない。だって、例えば部活のメンバーがだらだらしていたら、なんかチームの士気が下がるやん?それと同じで、周りで、寝ている生徒がいたら勉強のテンションが下がっちゃう子がいるかもしれないのも事実。みんなのお家の人が出してくれている、心のこもったお金で、みんなで作り上げている塾っていう空間、お家の人への感謝を持ちながら、みんなで勉強に打ち込めるといいよな。」
新年早々、ちょっと、っていうかだいぶ説教臭いよな~って話した後、ひとり後悔する尾関元規・・・
その後のテキストチェック&統一テストの問題を解くっていう時間は、菱田先生と後藤先生に任せて僕は中3の質問対応へ。
中3の質問対応をしながら、ちょくちょく中1のA教室と中2のD教室の様子をうかがっていたら、
これまたなんだか嬉しくなってしまうほど、みんなが集中して問題に取り組んでいた。
しかも、対策授業で中1の英語の授業をしたとき、いつもにも増して、ノートをしっかりとっている中1の生徒達の姿に感動!!(喜)
感謝の気持ちを胸に、みんなで良い空間を作るんだ、という気迫が伝わってきて、新年早々いい気分♪
もちろんデリカシーのない指導で生徒が動くわけはないのだけれど、やっぱ本音で生徒にぶつかっていったとき、伝わるものもあるんだなと、塾講師として指導の原点を見つめなおせるいい一日であった。