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M&A協会、悪質な買い手企業に対する打ち手〜記事から考える〜第2回
M&A仲介協会、悪質な買い手 10月から100社で共有:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC056IG0V00C24A9000000/
個人的にはM&A仲介業者は、売り手企業と買い手企業から手数料をいただくビジネスのため、収益性が高い業種と理解していました。
M&Aを成約させると手数料が入るため、買い手企業がその後、成長しようがしまいが知らない、というスタイルかと思っていましたので、この記事を読んでそうではないことを知れて少し嬉しい気持ちになりました。
ただ、買収後も売り手企業の経営者の連帯保証債務を解除しないなどの悪質な買い手企業がいることをこの記事で知り、いたたまれない気持ちになりました。
売り手企業はどのような想いで経営を続けてきて、どのような想いでM&Aをする決断をしたかを考えると心苦しいです。
おそらく、生半可な気持ちではなく、色んな想いがあるなかでの決断だと思います。
わたしなりの今回の起きた事象の整理です。
目標:売り手・買い手ともによいM&Aを実現し、買い手企業が業績を進展させる
現状:買い手企業側が、不誠実な対応をする事象が発生している
問題:経営権のない売り手企業の元経営者の連帯保証債務を解除しない、買収した会社の現金だけを抜き取り事業を放置する
課題:業界団体(M&A仲介協会)が中心となり、悪質な買い手企業をリスト化し、業界内で共有する
シンプルな打ち手のように感じますが、非常に有効的な打ち手だと感じました。
事業承継はこれからの社会でさらに問題になるはずなので、業界団体がガイドラインなどを強化することが、業界の発展につながっていくと感じました。
https://note.com/serene_chives592/n/n0cbd28374b51
https://note.com/serene_chives592/n/n51699bcc84f8