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【憲法13条は覚えよう。 国家よりも強い自由権】
多くの人が理解できていないと思うが、「個人の自由は国家よりも強い」。特に日本人は国家に過度な幻想を抱いており、国家を批判することさえ
恐れる。未だに江戸時代の感覚のままだ。最近黒川は、より一層憲法学を
学び、より強く事由が大事であると認識した。皆さんにも、その自由に
対する気持ちを共有したい。
まず、自由権→憲法→国家の順で存在している。憲法や国家はしょせん
人間が作ったものである。しかし、その前提として、自然権=人が生まれながらに持つ権利がある。いわゆる人権や自由は、国家が存在する前から存在している。
人権や自由は国家によって与えられるものではない。多くの人は国家や憲法が人権や自由を保障してくれていると勘違いしている。それは大きな間違いで、人権や自由が初めにあり、その自由の下に社会契約が結ばれ、国家が
成立する。
とはいえ、自然状態が幸せというわけではない。人類の文明の発展にともない、戦争や略奪の脅威をコントロールしなければならなくなった。
そして、法治国家が生まれた。まだたった6000年前のことだ。
45億年前に地球が健生し、6億年前に多細胞生物が生まれ、広義の人類が健生したのが700年前で、ホモサピエンスになって25万年。
それと比べればほんの一瞬だ。
しかし、法治国家の副作用として、今度は国家兼権力が人々の自由を脅かすようになった。普通に生きている皆さんは、自分の自由が奪われていることに、多くの場合、気づかない。先進国では、やり方が極めて巧妙に
なっている。
例えば、マスメディアは権力者に都合の悪いことは言わない。こと日本に
おいては今やアメリカへの批判は絶対に報道に乗らない。例えば、他国と
比べて死ぬほど高い選挙の供託金。一見自由のように見えて、自由は極めて制限されている。その証拠に格差は広がり続けている。皆さんが財産を持つ権利が侵害されているからだ。
では、憲法13条になんと書かれているか見てみよう。ちなみに第10条からが第3章国民の権利及び義務であり、第10条から14条までが、ある種セットになっているので、是非全部改めて見てみてほしい。
第13条(個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重)
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する
国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の
上で、最大の尊重を必要とする。
これを忘れないでほしい。皆さんの生命、自由、幸福を追求する権利は
最大に尊重される。およそ日本はそうなっていないし、世界中を見ても
同じだ。だからこそ、自由を守るために、皆さんも戦ってほしい。
もちろんつばさの党も戦い続ける。
国家が生まれる前から、自由はそこにあった。それを思い出してほしい。
国家に負けるな。自由を取り戻そう。
つばさの党 代表 黒川 あつひこ
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