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応援してます伝統工芸。東洋経済オンラインで輪島塗の記事が配信されました

40,50代でも「若手」に分類される職業とは何でしょう。
それは伝統工芸にたずさわる「職人」。輪島塗従事者の平均年齢は60代。
職人の高齢化は輪島塗に限らず、全国の伝統工芸業界共通の課題でもあります。輪島塗の未来を見据えて奮闘される塗師屋(企画から販売までをてがける総合プロデューサー)田谷さんの記事が、東洋経済オンラインさんで公開されました。そちらに収まらなかった話をnoteに書きます。


「若い世代で、ものづくりの好きな人はいるはずです。けれども本人にやる気と意欲があっても、ビジネスとして採算の取れにくい伝統工芸の現状に
阻まれ、職人の道へ進めない(続かない)人もいるのではないでしょうか」
だからまずは自分たちが販売に力を入れて、職人さんが安心して仕事を続けられる環境を整えたいと田谷さんは仰いました。

みんな生活してゆかねばならないのだから、経済的な保証は大切。

「俺さあ、職人を目指すわ」

突如宣言した夫に、保育園のお迎えに時短勤務と家事で手一杯の妻は、
はたして賛成できるだろうか。
(いいわね~夢みたいなこと呟けて)
と、白けた気持ちになるかもしれません。

夢を「手の届かないもの」で終わらせず、「実現可能な目標」にする。
田谷さんは発信を通じて、輪島塗の新たな見せ方を追求しています。

心の乱れることもある毎日ですが、仕事に打ち込んでいらっしゃる職人さんたちの真摯な在り方に、頼もしさと共感を覚えます。
日本のものづくりを愛するファンの1人として、伝統工芸に関わっておられる全ての皆様を応援しております。



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