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「すずめの戸締まり」観てきた

今月公開になった「すずめの戸締まり」。
NETFLIXではじめの12分を見ても「続きが見たい!」という衝動が起きた訳じゃないので、ワタシの中で優先順位は低めだったんだけど、
「良かったから観て!」と数人に言われたり、
「2回目見に来た。」という知り合いのSNS投稿を見たりして、
「ふーん。行ってみようかなぁ。」って思ってやっと行ってきた。
(前の2作は初日に観たくせに。)

で、前の2作のように、何が伝えたかったんだろう?
ワタシに何が伝わったら新海誠監督の意図通りだと言えるんだろう?
みたいな「ぐるぐる思考」に一晩陥ったのが、
沈殿してコトバに出来そうなので、久しぶりにnoteに残そうか、と。

そう、遺す。
新海誠監督は東日本大震災という「史実を彼流に描いた作品」を
遺したかったんじゃないか、というのがワタシの結論。

実は見終わった直後はよく分からなくて、昨夜のうちに分かったのは下記2つ。
ダイジンと鈴芽がシンクロしてるってことと、
単純な恋愛じゃなく、環と鈴芽の家族の物語が伏線にあるんだなーってこと。

「うちの子になる?」と環に言われてそうなった鈴芽がダイジンに「うちの子になる?」って言うところとか、

あんなすごいキャラ弁作ってもらってるのに
わざと忘れていく日がある事が匂わされていたり、

そんな遠慮しながらな叔母との
ビミョーな人間関係の中で育った鈴芽が、

誰かを信じて、大切な人を見つけて、自分の命を犠牲にしてでも行動する(あの爆発的な彼女の行動力の理由は今もまだ分からない)ことができるようになった事で、みんなが幸せになる話なのかな。と。

震災という悲劇を乗り越えるひとつのストーリーかな、と。
そして「乗り越える」と言うのは勇気と爆発的な行動力が必要なんだな、と。

観た人とちょっと話してみたくなる、そんな映画でした。
みんなはどう思ったのかなぁ。

ちなみに芹沢くんのドライブ中の選曲は嫌いじゃないw
(全部歌えるし。)

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