③自立する
「社会に出たら知らないことばかり・・。」
「周りの人みたいに上手く仕事がこなせない・・。」
「みんな凄い人ばかりで自分の事が心底嫌になる・・。」
そんな経験をしたことはありませんか??
自分に自信が持てないのも、自己肯定感が低いのも、愛着不安(愛着障害)が原因かもしれません。
愛着不安(愛着障害)に悩む人は「大人になりきれない自分」「人に甘えてばかりの自分」に嫌気が差していたり、自分への自信の無さから自分と他人を比べて更に自己嫌悪に陥ることが少なくありません。
それは「親元から自立していないこと」が一つの理由として挙げられます。
自分では自覚していなくても、親の影響を強く受けているもの。
例えば、お店で好きな服を選ぶとき、レストランでメニューを見ているときや自分の意見を人に伝えるときに、
『お母さんならこういう服が似合うって言うだろうなぁ』
『なるべく安いものを食べよう(ウチはビンボーだから・・。)』
『人が喜ぶ答えって何だろう?私は何を言うべき??』
と、無意識に親の考えや今まで言われてきたこと、自分の頭の中に染みついている価値観を基準に選択したり発言することがあります。
私自身、
「なつみさんはこれからどうなりたいんですか?」
「なつみさん自身の意見を聞かせてください!」
そう聞かれても全く考えられなかったり、質問に答えられなかった時期がありました。
これも今となっては「自立すること」ができていなかったからだと分かります。
それぐらい、愛着不安(愛着障害)を抱えている人には「自立すること」は重要なアクションでもあるんです。
ちなみに愛着不安(愛着障害)を抱えている人のほとんどはアダルトチルドレンの特徴を持っています。
というより、アダルトチルドレンは愛着不安(愛着障害)を指しているのかもしれません。
機能不全家族の中で育っていると愛着形成が十分に行われず、自己肯定感の低下や過剰な責任感、強い孤独感や罪悪感、依存心や対人関係に悩まされることがあります。
これは愛着関係が未熟な親子が同じ空間で生活していたり、親元から離れられない状況によって起こっているものでもあるため、「自立すること」を機に親と距離を置くことがとても重要です。
ちなみに親元から自立することで、こんなメリットがあります。
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