東生亭 (三笑亭月夢改メ)世楽

噺家 俗に落語家と云う。 公社)落語藝術協会所属。初代圓生が名乗った 名跡を3代目として襲名させて戴きました。 月の晩 ないよな素振りの横顔憎い 惚れたといへず つねる頬

東生亭 (三笑亭月夢改メ)世楽

噺家 俗に落語家と云う。 公社)落語藝術協会所属。初代圓生が名乗った 名跡を3代目として襲名させて戴きました。 月の晩 ないよな素振りの横顔憎い 惚れたといへず つねる頬

最近の記事

思えば遠くへきたもんだ

なーんて旅暮らしも長くなるてぇとンな事思わなくなるもんだが、なんでだかそう思った。 高原列車として鉄道ファンにゃ高名な「小海線」の「海瀬(かいぜ)」 日本一海から「遠い」駅! 駅名だけ聞いたら改札口を出たら眼前に広がる大海原♪ かなんかを思い浮かべちゃうよねw 一番遠いなんてねぇ

    • マスがミスリードとはなんぞ

      テレビ局、大概にしてくんねぇかな、、、 煙草はのむもの、吸うのはオッパイだけにしとけっての。 僧りょ、ってなんだ‍?僧侶って書けないのかぃ‍? 碁を指すだとさw指すのは将棋、碁は打つもんだわ。 影響力がある奴が日本語を間違えて広めてどうしようてんだよ!日本文化の破壊が何か目的なのかぃ‍?

      • たまには全く分からぬ町に居てみるってのはイイ♪ 降りた事ない通過駅をふとおりてみるとか なんでもいい、見ているだけだったバスにふらり飛び乗ってみるとか 心の底に押し込めて 「ごく普通の」社会生活を送るために遠い子供時分に置き去って来たつもりの 「冒険心」 道も知らない町ってのは それを呼び起こしてくれる 84画、この字をまさかにも実使用で見ようとは思わなかった だいと、おとど と読む(ことになっている)國字である たいと(濁点なしよ)と読むといっている文献もあ

        • 國の手形、それを否定しちゃいねぇ

          暫く行かないてぇと何だか落ち着かない定食屋。 見慣れぬ女の子なんで聞くてぇとおばさんは先月いっぱいで引退したんだと。 チト感傷的になりながらも毎度のカツ煮を。 「おしんこはいいですか?」 「おしんこってのは要らねぇなぁ、おこうこなら要るけど」ってったらポカンとしてやがら。 田舎娘を引っ張って来ちゃダメだってんだよ、、、

          名乗るからには

          「七味」取ってくんない? 江戸っ子だと吐かす60親爺が笑わせら。 「しちみ」なんてなぁ上方の名だ。江戸弁じゃぁ「なないろ」てんだよ! 唐辛子も「とん」がらし。 しかも日本橋の砂場だとさ、、、んなもんありゃしねぇや「石町(こくちょう)の砂場」だ! 二度と江戸っ子を名乗るんじゃねぇっての

          石橋

          アンタ古典ヤってる人かぁ‍?随分前「いしばし」っての見させられたんだけど、、、 何かと思ったわ。とんねるずが古典‍? 能のはありゃ「しゃっきょう」っての! ちなみに「いしばし」ってのは庭とか小川の飛び石の事。 石で出来てる橋は「せっきょう」って云うんだぜ? いしばし、は基本人名です

          余計な仕事、大切な仕事

          アナクロニズムだろうが法律用語って好きだったのね、番頭だとか手代だとか贓物の故買だとか牙保だとか。 古典世界そのものだった訳で♪従者とかもあったとか。 この現代社会にそんな文言がたとえ法廷うちだけでも通用してたってなぁ素敵じゃないか? 知らねぇ内に(平成17年)無くなってたそうな。 「ある種類又は特定の事項の委任を受けた使用人」だとさ。 番頭、手代ってぇなぁそんな杓子定規なモンじゃありゃしねぇや 江戸からの町名、尺貫法もそうだったが「改正」とやらを偉い人らがやって陸な事に

          余計な仕事、大切な仕事

          アンタに迷惑かけてねーんだからいーじゃん?

          http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12205935/ 食べたいものを食べたいように食べればいい。 とか吐かすやつらが必ず出てくる、、、 「文化」ってなぁ積み重ねて来た「時間」だぜ? 文化の無いモンならどうぞお好きな様に。 逆立ちでもしながら腕を曲げて口を付けてでも喰ったらいいやね。 箸の使い方から茶の飲み方まで 襖の開け方までに「作法」のある精神世界はお解りになりませんでしょうねぇ、貴方の「お育ち」じゃ 好き

          アンタに迷惑かけてねーんだからいーじゃん?

          粋がる奴、通ぶる奴

          江戸でうどんを喰うんじゃねぇ!!ってなぁ今日はイィ。 あんだけ手間暇掛けてやっと出来た稲庭をフォアグラで?! なんてぇ事ぉしやがる、、、 料理に対する工夫は料理人としてあるべき姿勢だよ、そりゃ。だが「勝手」な自己満足の「改造」てぇなぁ「冒涜」なんだって解らねぇか? アマトリチャーナにニンニク入れたら町から抗議されたってくれぇのもんだ。 それが伝統って事なんだよ。 田舎者には経営を目の前にしちゃそんな事知るか! かねぇ… 旨いって客が言ってんだからイイだろ だろうね ヤダ

          絶対に儲かる方法あります。が、ねw

          絶対に儲かる方法を教える って奴が居るという 金さえあれば喰いたいもんも、名誉も、あの女だって・・・ やっとの事でそいつを捜しあてたんだ! 「それで、本当なんだろうな?」 「あぁ間違い無い」 「で?幾らなんだ」 「そうだな、お前さんのなりを見りゃ そう高い事も言えまい。  ま100ドルってとこで手を打とうか」 今の俺に100ドルは散財だが、なに絶対に儲かる方法だ 俺はなけなしの金をそいつに渡した。 奴は金を内ポケットの奥にしまい込むと俺を物陰に引っ張って行き 臭い

          絶対に儲かる方法あります。が、ねw

          ばしゃやまときょらむん

          奄美に所謂「リゾート」を求めて来る人がほとんどであろうが、それは「本当」の奄美(八諸島)を求めて来てはいないと云えよう。 そうはいってもたまにはTheリゾート なトコに宿をとるってのも一興なのも事実♪ ばしゃ山村 なかなか人気のリゾートホテル ばしゃ、ってのは芭蕉の事 ばしゃ山だから芭蕉のいっぱい生えてる山のことなんだけど、、、 ある(特定のw)人にむかって「この、ばしゃやまっ!」 って言ったら意味が変わっちゃうのね… キレイな芭蕉の花 それを山のようにゴテゴテ

          長いわオジサンの想い出話だわで読まないほーがいーよ

          明日10日はスクランブル登板 要するに「代演」というやつ。 他の良い仕事が入っちゃって、寄席休みたいなぁ、、、 だから代わりに誰か(一応はお客さんへの手前、格上の人を頼むという伝統があるにはある)に入って貰うというシステム。 これだって頼まれる人、頼まれない人ってのがあって、ブッチャケ売れてる忙しい人に頼んだって断られるだけ手間なんでねw ヒマ(だろうと思われる)な人がどうしたって入る回数が増えるって訳でしょう、、、 (以上あくまでも拙の想像です!) ま、ある人に

          長いわオジサンの想い出話だわで読まないほーがいーよ

          死語に真理あり

           昨日の蒲焼(もどき)は洒落としてはまぁあんなもんだw 何であんな事したかってぇとね、今はもう完全に使われなくなった上方の言葉に「気で気を養う」という言い回しがあったの。 そんな古い関西の言葉を何故知ってるかと言うと、 な〜んでかっ? 演芸ネタは置いておこうw と言いつつ。落語のネタには江戸落語と上方落語がありまして(その昔は京落語もあったんだとか)双方にネタがあるんですが、ディテールは違えども同じ共通のもある。                          

          土用の丑狂想曲

           土用の丑は知らぬもの無き風物だ。 平賀源内今や貧乏人の敵だ、、、 売れねぇ藝人に何か一矢報いる法はないのかぁぁ・・・ という狂乱の中で ふ、何とかやってやったぜぇ こんなもん縁起もんなんだから何だってそういう気になりゃいーんだよぉ 立派な蒲焼、、、うん、蒲焼だ...そうだと言ってくれ・・・そうだろ?

          あなたの知らない「小咄の」世界

           良い男と一緒にはなったが、故に他の女の事ばかり気になってとうとう寝付いてしまったおかみさん。 さぁ今際の際。 「俺はお前の事だけが好きだ。 お前が死んだなら雌猫一匹膝に乗せる事もしやしないよ、、、」 という優しい言葉に涙して旅立ったおかみさん。 ところがドッコイ亭主は四十九日も終わらぬうちから若い女を引っ張り上げての乳繰りあい。 えぇぃ悔しや、恨んで出てやろうと閻魔様に幽霊の鑑札を願って出るが、いつまでたっても許可がおりない。 痺れを切らせて閻魔庁へ出掛けたおかみ。

          あなたの知らない「小咄の」世界

          おっさんが何か言ってる

          古い奴だとお思いでしょうが ってこれでピンと来る人はやっぱり古い奴だわなw ミスター男の色気、鶴田浩二! いやぁねぇ…気になって気になって 色気が? じゃぁない 言葉と発音がですよ!! 良く取材とかで開口一番「丗樂さんは8代目だそうで・・・」から切り出される。 正直「江戸っ子」が云々ってぇのはしちめんどうなんだが、云いてぇのは江戸っ子だからこの「言葉」てえ奴にうるせえんだろ? ってな向こうサイドの思考が気に入らねぇの。 訛りは國の手形 そういうのを田舎者とかは

          おっさんが何か言ってる