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FF14の高難易度レイドコンテンツ「希望の園エデン・再生編零式」に挑戦した話・2

その1はこちら https://note.com/septam/n/nda7ac5684a69


再生編実装まで日にちがあるので、まずは顔合わせ兼ねて、「希望の園エデンの園・共鳴編」で装備を集めよう、ということになり、日取りを決めて挑戦する事になった(なお、時期としては装備の拾得制限が解除され、超える力(強化バフ)も付いている時期)。

まず、零式にチャレンジするには、先達のプレイヤーさんが「攻略方法」をブログや動画にアップしてくれているので、それを見て「予習」をするところから入るのが一般的だ(実装初週クリアを目指す皆々様は本当にすごい)。

クリアする面(層と呼ぶ)ごとに落ちる装備の種類が決まっているので、必要な装備が揃ったら次の層へ、という流れになった。


note向けに、そもそも「FF14におけるロール(役割)」を補足しておく。

[タンク]→盾役。大量のHPを待ち、敵の攻撃を一手に引き受け、他のメンバーが攻撃回復しやすいよう立ち回る。ボスの位置誘導などもタンクが行う。メインタンク(MT)とサブタンク(ST)の二人で行い、強攻撃をMTからSTへ交互に受ける「スイッチ」なども行う(私はここ)。タンクがいないと戦闘がスタートできない。

[ヒーラー]→回復役。盾役の回復は勿論、全体攻撃や特定のギミックでメンバーが受けたダメージを回復させる魔法を使いつつ、自らも攻撃する。ピュアヒーラー(回復量重視)とバリアヒーラー(軽減重視)に分けられる。ヒーラーがいないと戦闘が継続できない。

[DPS]→攻撃役。最適な攻撃スキルを回しながら、タンクヒラより多めに課せられるギミックに対応しつつ、個別・全体攻撃力アップスキルなども駆使し、攻撃を叩き込み続ける。DPSがいないと戦闘が終わらない。


初零式バトルの感想としては、まず「忙しい!」だった。

攻略の基本としては、「攻撃順序(タイムライン)」を覚え、「ギミックへの対応方法」を覚え、「適切な位置取り(散開や集合)」をしながら、時間切れまでにボスのHPを削りきれば勝利となる。

この「ギミック」がFF14の高難易度バトルでの難関であり、いわゆる「大縄跳び」と呼ばれる所以だ。何故なら、「自分が失敗するとPTが壊滅する」というそりゃないぜ!と叫びたくなる内容だ。

1層のギミック例としては「フィールドにある玉を取っておかないと次の全体範囲で死ぬ」「STは飛び回る雷鳥を一人別のところに誘導しておかないと他メンバーが死ぬ」「敵の刺した雷槍を自分が吹っ飛ばされて折らないと死ぬ。移動位置が悪いとそのまま落ちて死ぬ」などなどなど…。

ノーマルなら攻撃予兆が見えてから移動して間に合うのに、敵の詠唱を見てから避けないと間に合わない(しかも不可視が多い)。さらに基本的に敵の攻撃力が高いので、自分のロール「タンク」は自分やPTメンバーのHPを保つために、いわゆる「バリアや防御バフによる軽減」を的確に回すかが大切になる。

零式部では攻略のためにVCを導入し、次にどんな攻撃が来るのか他メンバーにコールしてもらったり、失敗した時のお互いの確認をしたりできるような環境(私はPS4なので画面録画とかはできない)である事が、初心者の私にはとても分かりやすく助かった部分である。

攻略動画を見直したりコールを増やしてもらったり自分でも防御スキルのコールをしたりして、なんとか共鳴1層をクリアした時の感想が、上記の「忙しい!」である・笑


だが私には、この忙しさにとても覚えがあった。


それは、私が趣味で習っている「チャンバラ(殺陣)」である。

お芝居である殺陣も、「お互いの役割に沿った行動の順序」を覚え、「適切な位置に移動」し、「相手に攻撃・防御」を繰り出し、フィニッシュまでの流れを芝居としてお客さんに見せる。

FF14で高難易度バトルをするPT募集によく「練習」とついているのも、この殺陣を覚える練習によく似ている。

「ほんまに部活やないか!!」と叫んだような、叫んでないような…笑

とにかく、私にとって零式は「大縄跳び」というよりも、「カッコいいバトルを立ち回るためのお芝居」という印象になったのだった。











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