新米日本語教師の日本語の授業、その1(ことばあそび)
夏休み明け、最初の授業。
1.夏休みテスト(文法)
仮定形(・・・ば)、受身形(・・・られる)を忘れている学生が多い。 「あなたは地球の環境のために、なにをしていますか。~ようにしていますを使って」
何もしていません。では間違いかな。
2.漢字テスト(かき、よみ)
いままで勉強した漢字をすっかり忘れている学生が多い。
成績が一番良い学生も漢字がほぼ書けなかった。
せめて「正」は思い出してほしい。
「予習」のよみは教室に張り紙があり、テスト中に見つかってしまった。
教室の張り紙は要注意。
点数は関係ないよ、といったが、あいかわらず隣の人の答えをうつす学生がいる。
テスト中はスマホで教科書を見る学生もいる。
テストは自分がわからないところを確認するためなのに・・・
3.ことばあそび
1)しりとり
「ん」で終わると負けです。と説明。
負け、ってなんですか? Win の反対です。
やってみると、全員単語が言えた。
意外とみんな単語を覚えている。
ちなみに自分の国にも同じようなものが「歌」であるそう。
2)ここんとうざい
最初は食べ物で、次は飲み物で。
3)伝言ゲーム
最初の学生に短文を最初の文をみせ、次の学生に伝える。
ただ小声で伝えるように言わなかったので、次の次の学生にばればれだった。
おかげで全員ほぼ伝言ゲーム問題なし。
4)カタカナことばをさがそう。
2~3人のグループで、カタカナ言葉を紙に書き出してもらう。
多かった間違い1:ケータイ、スシ、スシロー
(たしかにカタカナで書くけれど・・・スシローは店の名前だし)
多かった間違い2:チョコレート(チャコレート)、バス(バース)、ホテル(ボーテル)、インターネット(インタネト)
「は行」の言葉が特にむずかしいのかも。
たくさん言葉をあげてもらったのに、褒めるのをわすれた。
3.かんじ練習
予定、都合、場合、予約する、知らせるなど
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