自発性と行動、情報発信を軸に考察してみた
こんにちはー。大野です。
自発性と行動についてふと思ったことを書いてみようと思います。
まずはこの記事における「自発性」の意味の定義をしておくと、イメージとしては「自分の意思で、自分から、自ら進んで」みたいな感じ。
正しい意味については広辞苑でも調べてください。とりあえず今回は「自分の意思を持って行動すること」についての話です。
もちろんこのnoteも誰かに書けと言われたのではなく、自分の意思で更新しています。
それでは本題。
いきなりですが、人間の行動についてまずは4つに分類してみました。
①自発性を伴わない自分についての行動
②自発性を伴わない他者についての行動
③自発性を伴う他者についての行動
④自発性を伴う自分についての行動
それぞれについて、以下に見出しで簡単なコピーをつけてみました。頭のキレる方はコピーを読むだけで「あっ、そういうことか」となると思います。
存在そのものであり、無意識、仕草
「①自発性を伴わない自分についての行動」がこちらにあたります。自分自身のことを伝えようと思っていなくても、周りの人に伝わるその人についての情報を発信することです。
オーラとか、雰囲気などは、自分で出す出さないではなく、相手が感じ取るものなので①に該当するでしょうね。
特段理由はないけれど、相手が自分と合わないなと感じたことってあると思います。それは相手の意思にかかわらず発された情報をもとに、私たちがその人に対して「なんかやだな」と思うことなんだろうなと気が付きました。
逆の場合ももちろんあって、なんだか分からないけれど相手に好感を持ってしまうのは、「人柄」「人格」など本人があえて意識してない部分への評価と言えるのではないかと思います。
やらされている感覚を伴うもの
「②自発性を伴わない他者についての行動」はある人にとっては仕事であり、学校であり、もしかしたら誰かとの関係性かもしれません。
情報発信ってところでわかりやすい例として「PR」「広告」を挙げます。「自発性」がA.内発的動機づけによるものと、B.外発的動機づけによるものに分類できるのですが、後者にあたるものに「PR」「広告」といったものを挙げられるかなと思いました。
いかに B.外発的動機づけによる自発性であること を表出せずに情報発信をするかによって、相手への響き方が変わるのでしょう。
ファンとアンチ
「③自発性を伴う他者についての行動」は大抵がファンとアンチによるものです。
例えばSNSでは「バズる」「炎上」などといった言葉があります。これらはファンとアンチによって引き起こされるものです。
自分の情報(感情など)を付加して元の情報を拡散していくことが連鎖的に起こり、それが広がっていくイメージでしょうか。
よくないことであれば「炎上」ってやつですね。
これを意図して起こそうと思ったときには誰かが拡散したくなる発信が必要なわけです。ではどんな発信が必要?
何かを広めたいと思った時は、これをよく考えたいものです。
ーーーーーーここからちょっと脱線。
昨今では「意図して」というところで、純粋な"情報"を発信する人が多いように思います。
ここで言う"情報"とは、発信者の感情や意志が乗っていない、無機質な情報のことを指します。辞典をイメージしてもらえると分かりやすいかな。
例えば「魚辞典」なら、魚好きが情報の受け手になりますし、「乗り物大百科事典」なら、乗り物好きがそうなる。(どちらも未来の息子でございますが)
グルメ系インフルエンサーが総じて稼げないと嘆くのは、おそらくですが「レシピブック」の代わりにフォローされているからなのでしょう。
それで情報の拡散はされるかもしれませんが、そのファンは上で述べた"情報"のファンであり、発信者のファンではないのかもしれません。
脱線終了。ーーーーーーーーーー
自己顕示欲、承認欲求、わがまま
「④自発性を伴う自分についての行動」は子どものわがままと同じです。
個人が運用するSNSはほぼこちら。もし、自発性を伴っていない発信(シェアしてと頼まれたなど)をしている感覚があるとすれば、それはややPRに近しい条件となっているのではないでしょうか。
結局は
今回はだいぶ抽象度を上げてお伝えしました。いろんなタイミングで4分類してみて共通して思うのは、
④自発性を伴う自分についての行動
をできる人が、なんだかんだ最も強いなということ。
そして「自分」を「チーム」「会社」「団体」「組織」に置き換えて前進できる人が複数いると、例えば社会運動のようになったり、会社なら目標に最短で近づくことができたり、大きな波を形成することが可能です。
はあ。すっきりした。お付き合いありがとうございました!