盛岡の激渋な蔵カフェで激渋なシュガーポットにキュン♡
初上陸の盛岡。
散歩好きにはたまらない道がたくさんあって
散歩の途中でフラッと立ち寄れるスポットが点在してるのもありがたい。
今回はフラっと立ち寄るハードルが
とてつもなく高い蔵カフェに行ってみた。
入り口のハードルや
中津川沿いをちょっと入ったところにある雑居蔵。
全く人の気配を感じない。
カフェの名前は一茶寮。
勇気を出して引き戸を引いて足を踏み入れたが
誰もいなくて一度外に出た。
もう一度看板を確認して引き戸をガラガラすると
マスターらしき男性が奥からぬぅっと出てきた。
いざ、蔵カフェへ
いらっしゃいとか一切言われないけど
出ていけとも言われてないので(笑)
「あのーここでスリッパに履き替える感じですか?」
と聞くと、首を縦に振ってスリッパを出してくれた。
人の気配を感じない。
それもそのはず。
他のお客さんはまだこの蔵カフェに辿り着いてなかったみたい。
天井の木材の感じとかすごくトラディショナルで
和素材の照明は日本人のわたしでもゾクゾクするし、日本好きの外国の方とかは震えるレベルだと思う。
いざ、注文
激シブメニュー。
メニューには書いてあるけど「スープはないです」とのことだったので
ベーコントーストとコーヒーのセットを注文。
コーヒーのかほり
どこかに消えてゆくマスター。
どこからともなく流れてくるコーヒーの香ばしい香り。
わたしのためだけの香り。
いやもしかしたらマスター先に自分で飲んでるかもしれないけども。
誰もいない蔵空間を独り占めすること20分ちょっと
贅沢空間での読書を楽しんでいると
コーヒーとベーコントーストが運ばれてきた。
ベーコントーストはマスタードたっぷりでピリリと味が引き締まってておいしいし
何よりこのパン自体が美味であった。
なんだいこの味のある球体は
もうこのまんまるなフォルムがグッとくるし
素材感もこれまでにみたことのないシュガーポッドのそれ。
思わず複数アングルから撮影。
そんな球体のフォルムを楽しみつつコーヒー休憩して
わたしは再び散歩に繰り出したのであった。