斜に構えると斜に構えないモードで交互に2024夏アニメをレビューしてみた
デイリーポータルZとの出会い
私がデイリーポータルZと出会ったのは、数年前に良くいくゲストハウスのご主人から薦められてからだ。
「『地味ハロウィン』がとりあえず面白いから読むといいよ。」
それから時たま『書き出し小説大賞』を中心に読んだりしています。
ちなみに好きなライターさんは、江ノ島茂道さんです。氏の記事を読んで以来、会津のカレー焼きそばが食べたくて仕方がありません。
毎日読むほどコアではない、そもそも毎日読みたいものでもない。
それがデイリーポータルZの良さだと私は思う。
気になった記事を実践してみる
私も自慢じゃないが、人やモノを正面切って褒めることは苦手なタイプだ。
だからどちらかといえば斜に構えている人間だと思う。
そんな私にとってこの記事は大変秀逸な読みものだった。(斜に構えないモード?)
そして実践してみたくなったので、試しにやってみようと思います。
何を題材にやろうかなと思ったのですが、とりあえず自分の土俵というところで2024夏アニメでいくつかピックアップしてやってみようと思います。
記事では1分ごとに切り替えとありますが、文章なので今回は5箇条書きごとに切り替えてみようと思います。
小市民シリーズ
斜に構えるモード
・情景描写が分かりづらいし、とりあえず聖地巡礼的な背景描けば良いと思ってる節がある
・話が淡々と進みすぎて同作者の「氷菓」と比べるとキャラに感情移入しづらい
・事件があまりにも小さい
・喋り方が独特すぎる
・いちいち主人公が小佐内さんの事待たせすぎでは?
斜に構えないモード
・小佐内さん可愛すぎる
・氷菓の時にも思ってたけど、人が死ななくてもミステリーが成立するって凄い事だと思う
・作画がとにかく綺麗
・ちょっとした機微や動きを丁寧に丁寧に描いているのに好感が持てる
・岐阜に住みたくなる
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
デイリーポータルZに倣って、今回は斜に構えないモードから。
斜に構えないモード
・アーリャさん可愛い
・妹(素の姿)が可愛い
・作画が安定している
・OPで踊る作品は名作と相場が決まっている
・EDのカバー曲がいちいちアニヲタを刺激してくるナイスな選曲
斜に構えるモード
・可愛い女の子だしとけば本筋適当でも成立すると思ってそう
・主人公の生徒会に入りたくない理由(トラウマ)が浅すぎて草
・『また俺何かやっちゃいました?』感の強いテンプレ主人公
・アニヲタを自称している割に1話以降その兆候がほとんど見られない主人公のニワカっぷりが鼻につく
・幼なじみなら顔と名前忘れるなよ
天穂のサクナヒメ
最後は落として上げておきましょう。
斜に構えるモード
・原作(ゲーム)履修済みとしては、もっとアクションパート満載で見せてくれると思ってた
・作画がちょっと先行き不安な滑り出し
・キンタがうざすぎる
・田植え唄は原作のほうが感動したなあ
・おひいさまはほんまにようやっとるのに、爺はもう少しフォローしたれ
斜に構えないモード
・若干の肉付けをしながらも、原作に忠実
・テンプレートとして最初つまずいたりディスコミュニケーションが起こるのは普通よ。これからこれから!
・おひいさま良い子よなあ
・ココロワのフヒヒが聞けて余は満足じゃ!
・(既に何者か知ってしまっているけれど)ゆいちゃんが健気可愛い
モード切替、やってみてどうだったか?
どちらの意見も私の本音なので普段ならそれぞれを散らしながら書くんでしょうけど、今回は(視聴前提ですけど)読み手に伝わりやすい書き方が出来たのかなとは思いました。
レビューの新しいカタチとして取り入れてみても良いかなとも思いましたけど、これの面白さはやっぱり元記事のとおり、即興性と他者との会話があってこそだと思いましたね。
だけど自分の思考を整理するのには結構役立つモード切替だと感じました。
皆さんも是非お試しください。
うん、これはラジオ向きだわ。ラジオの企画として検討しよう。