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友に会いに行く 東京・横浜ひとり旅#8 日暮里でしっぽり

旅の主旨・経緯

3月の京都ひとり旅を経て5月に友人と長野へ行った際、何かが違う。と違和感を覚え始める。
自己分析していくと、どうやら
『ひとり』でいる事に気楽さを覚えてきたようで・・・。
幼少期より集団行動を苦とする人間でしたが、齢35にして幼児退行の止まらないおじさん。

でもやっぱりずっと1人は寂しいじゃない。という事で、2人の友人に会いに行くことを旅の主旨と定めて、仕事も含めて実に約5年ぶりに首都圏に足を踏み入れたおじさんの旅行記です。


今回の東京・横浜ひとり旅のまとめはこちらから

なんやかんやあって、友人と合流

 柴又で朝食を食べる&時間を潰す為にカフェにも寄ったんですけど、今回の旅日記ではそちらは割愛させてもろて。

 なんやかんやあって、京成高砂駅のホームで、友人&友人Babyと合流する事に。

 東京の電車って8両編成ぐらいが普通でめっちゃ長いじゃないですか。

 何となくの勘で、4番車両あたりに乗っているのではないのかな?と思っていたら、ドンピシャリでした!

京成小岩君(以下小岩)「めちゃくちゃピンポイントでいるじゃないですか。凄いですね。」

私「でしょ( ・´ー・`)」

小岩「ゴロさん(このマガジンで私の呼称安定してないよね)、帰りは上野駅から乗りますよね?上野でお店探してたんですけど、ちょっと日暮里でもいいですか?日暮里からなら、上野までもすぐなので。」

私「土地勘全くないから、お任せするよ!」

今回の旅で本当に良くお世話になった乗り換え駅。
1日目に2回降り立ったし、まさか最終日にも来ることになるとは。

私「日暮里、ところどころに猫ちゃんのマークがあるけどなんで?」

小岩「ああ、日暮里というか谷根千とかこのあたりが、猫の街として有名なんです。多分それでだと思います。」

私「へー。」

小岩「お寺とかも結構多いんですよ。」

私「へー。」

目的地到着 複合文化施設『HAGISO』

外観がもうそそる。

私「おーいい店知ってるねー。」

小岩「何か前に一度だけ仕事の関係で来たことがあって。飲食をしたかは覚えてないんですけど、ゆったり出来そうなスペースもあったので、お喋りしながらマッタリするのに良いかなと。」

私「(私のツボを)心得てらっしゃる。」

ーーーー

 後ほど奥さんも合流する予定でしたが、小雨が降っていたので先に店内へ入ることに。

 すると4人席が埋まっていることが判明。

店員さん「もう10分ぐらいしたら2人掛けテーブルをくっつけて4人テーブルをお作りできますし、更にもう少々お待ちいただければ、小上がりの半個室スペースもご案内できると思いますが、いかがいたしましょう?」

 なんだこの、完璧すぎる提案は。

小岩「じゃあまだもう一人来ていないので、小上がりの方待たせてもらっていいですか?施設内見させてもらいます。」

私「ねえねえ本があるよ!本があるよ!あーこれ読んだなあ!」←一人で既に見学ツアーはじめてるおじさん

私「古本シェアリング・・・なるほどこの箱に本を入れると、他の方が読む機会を増やせるわけだ。」

小岩「そうみたいですね。」

私「ヤマシタトモコせんせのインタビュー本(直筆サイン入り)、入れとく?」

小岩「絶対入れないでしょ(笑)」

私「布教したいのは事実。」

そんな他愛もない話をしている間に、奥方様も合流

その後2階なども勝手に見させていただきながら、いつの間にやら時間が経っていたようで。

店員さん「おまたせいたしました。お席ご案内いたします。」

絶品!サバサンド

 このピタパンに入っているサバサンドが最高に美味しかった!この旅で唯一といっても過言ではないほど、なんだかよく分からないけれどオシャレな食べ物。

 見た目ほど辛味はまったくなくて、サバの臭みも無く美味しくいただけました。(最高に美味しかった食べ物の食リポがこれだけ!?

食後の珈琲(デカフェ)

私「デカフェにはうるさいよ。なんたって毎日最高級のデカフェ飲んでるから。」

小岩「ですよね!どうですか?」

私「(ズズー)うん、美味しいわ。」

小岩「おお。何よりです。」

2杯目、なんだったかな。紅茶だったと思うんですけど、アッサム・・・?

小岩くんはきっと知らない私と奥方様とジュニア君だけの秘密のお話。

 待ち時間も含めたら2時間強ほど滞在したんじゃないかな。

 別に何かここで紹介できるほどのお話なんて本当にしていなくって、話題の中心には、ご夫婦の息子くんがいました。

 この日は結構テンション高めな日だったようで、お水を2度ひっくり返したり(店員さんのホスピタリティ高めでこぼしても全然スマイル)、壁に激突しにいこうとしたり、中々トリッキーな行動をして楽しませてくれました。

 私は子供が苦手です。でも嫌いじゃありません。どう接していいのか分からないとか、抱っこしたり触れるだけで怪我をさせてしまうのではないか?と不安になるから近寄りがたいだけなんです。

小岩くん「ちょっとトイレ行ってくるね。」


こうなると、一気に私と奥方様、そしてジュニア君の3人きりの空間に。

 テーブルが円卓だったので。奥方様がテーブルに沿ってジュニア君をグルグル回らせはじめます。

奥さん「こっちからゴロさんこんにちわー。」

奥さん「はいこっちからもゴロさんこんにちわー。」

と3回ほど繰り返されます。

奥さん「こういうのをやめてくれって感じですよね(笑)すみません」

私「まあまあ・・・うん。でも嫌いじゃないんだよ本当にね。ただ接し方がね。どうしても分からなくって。自分の姪っ子(御年7歳)でようやく少し理解できてきたぐらい。」

奥さん「あーでも分かりますよ。私も従兄弟の子とかと突然実家で会ったりした事があるんですけど、距離感が全く掴めなくて。難しいですよね。」

私「そうなんだよねー。小岩くんはその辺上手そうだよね。」

奥さん「あーそうかも。昔から従兄弟同士のつながりが強い人だからか、多分そういう他者との距離感の詰め方が自然とできるんじゃないですかね。」

小岩「ただいまー。ん?何の話?」

私「ナンデモナイヨー」


こうして、楽しい時間はあっという間に過ぎていくのでした。

次回、恐らく本マガジン最終回!

いつ更新するかは未定ですが、恐らくタイトルは「I Have a Dream」です。乞うご期待!

to be continued・・・


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