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石けんと洗顔フォーム、どちらがいいの?スキンケアの基礎知識

洗顔って、毎日習慣になっているから改めて「なんのために洗顔するの?」って訊かれたら返答できないかもしれません。
洗顔方法も誰が教えてくれたわけでもなく、洗顔料もなんとなく選んだのを使っている。

この記事では、美容の中でも、今まで特に気にしていなかった部分にフォーカスすることで、美容知識をアップデートして、「より良い理想のあなた」に近づくヒントを書いていきます。

スキンケアの基礎の基礎は洗顔

日常の生活の中で肌の表面は外気にさらされ、汚れが付着したり、乾燥やダメージを受けています。
肌表面の汚れを取り除き、ダメージから保護する。肌表面を清潔に健康的に保つのが洗顔になります。
スキンケアで一番の基礎となる部分です。
基礎ができてないと家が建たないように、正しい洗顔ができてないと肌も整いません。
肌が健康的な状態を保っているから、メイクのノリもよくなるわけです。
「キレイになれた!」という自信が持てるためにも、まずはスキンケアの基礎となる洗顔について知識を深めてみましょう。


洗顔の目的は朝と夜で違う

洗顔は、肌表面の汚れやダメージから保護する目的があります。そして生活様式にあわせて、朝と夜では洗顔する目的が変わってきます。

夜の洗顔の目的
(メイクをしている場合は最初にクレンジングがあります)
・肌に残っているメイク汚れ、クレンジング料を取り除く
・肌表面の古くなった角質、余分な皮脂、汚れを取り除く
・ほこり、汗といった水性の汚れを取り除く

朝の洗顔の目的
・ほこり、汗といった水性の汚れを取り除く
朝の洗顔では水だけ、お湯だけでは洗い流せないほこりや汗、皮脂を洗い流すのが目的になります。

改めて書き出すと、ただなんとなくの洗顔だった意識が変わってきませんか。


洗顔料の種類

洗顔の目的がわかったところで、洗顔料にはどんな種類があるのか書いてみます。
・泡タイプ(洗顔フォーム)
容器の中身は液体になっています。吹き出し口から出でくるときに気体を混ざって泡状になります。

・クリーム状のタイプ
手のひらに出して水を加えて泡立てします。成分配合により肌と同じ弱酸性〜アルカリ性のタイプと幅広く商品があります。泡立たせずに肌に伸ばすように使うペースト状洗顔料もあります。

・粉末(洗顔パウダー)
クリーム状タイプと同じ、手のひらに出し水を加えて泡立てるタイプです。毛穴の奥に詰まった汚れを取り除く働きに効果的なパパイン酵素入り洗顔パウダーなどがあります。

・ジェルタイプ
クリーム状のタイプ同様、商品数も多いジェルタイプ。アルカリ性〜弱酸性とあり、アルカリ性が大きいほど洗浄力も強くなります。

・固形タイプ(洗顔石けん)
石けんは、不透明色の機械練り石けんが洗浄力が高く、透明、または半透明色の枠練り石けんが洗浄力が弱ります。洗浄力が強いと洗顔後のツッパリ感があり、洗浄力が弱いとしっとり感がある違いがあります。

石けんと洗顔フォーム、どちらがいいの?

一般的に皮膚はPH4〜6.5前後の弱酸性と言われています。
このPH値がアルカリ性に傾くと肌表面が過敏になり細菌炎症をおこしやすくなります。
洗顔料は、肌(皮膚)と同じ弱酸性のタイプからアルカリ性のものと幅広くあります。
ただ、アルカリ性の洗顔料を使用しても、肌から出る皮脂や汗、天然保湿因子(NMF)により中和されて自然と肌表面が弱酸性に戻ります。
これを「中和能」と言います。
肌表面のバリア機能が整っている健康的な肌であれば、石けん洗顔で肌表面がPH8程度にアルカリ性になっても中和能で30分以内には弱酸性に戻すことができます。

あなたが、炎症をおこしやすい肌の場合、肌のバリア機能が衰えてしまっている可能性もあります。

石けんも洗顔フォームも界面活性剤のひとつです。

洗顔の目的にあわせて、夜は洗浄力が強いものを使い、朝の洗顔時は肌がしっとり感を感じる洗顔料を使用する。
といったように、
洗顔後「心地いい」と感じる感触の好み、ご自身の肌状態を考慮して洗顔料を選んでスキンケアの基礎を整えていきましょう。

正しい美容知識が「あなたの理想を叶えるキレイ」に自信をつけてくれます。
美容迷い子になっている40代以上のあなたに、基礎、基本をここから学び直せる記事を書いていきます。

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