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ファクトと対話で考える教育

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教育探究ひろばが運営するマガジンです。 毎週火曜日の20:30から対話会を行なっています。 詳しくはwebサイトから!senseijuku.online
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#対話の先生塾

学習指導要領っていりますか? vol.322

対話の先生塾では毎週火曜日21:00から教育に関心のあるメンバーで、対話を行っております。 本日の対話の先生塾は読書会でした。その名も読まない読書会。 「学習指導要領の未来」という本について紹介させていただきました。 何が書いてあるかではなくて、何を伝えたいのか究極、学習指導要領を読み解くのは大切ですが、結局のところそれを教えるのは一人の人間です。 指導要領を通して一貫した教育や思想を伝えていくのも大事ですが、本当に必要なのは、それらの知識を使う知識。 生きる力とは

生徒の主体性?先生の支援? vol.309

毎週火曜日21:00から行っている対話の先生塾。 今日は最終週の火曜日ということで、ゲストトークです。 「学習者主体の授業デザインとはーピラミッドの作り方を考える実験を通して」というテーマでー澤邉将信さん(公立中学校理科教師)にお話をいただきました。 学びにおける「主体性」とは一体何なのでしょうか? 例えば、一斉授業をなくした際に生徒に必要な力をつけてもらえるのだろうか? タイムスリップし、ファラオにピラミッドの作り方をプレゼンするもしあなたがこのお題について考える

○学びの快楽-個別最適な学びと協働的な学び

みなさんは学びってなんだと思いますか? 学習と学びって違いがあるのでしょうか? 多くの人はこれらの2つを混在させていると思います。 でも、僕的な意見では似ているようでまったく似ていない性質の2つだなぁって感じるわけです。 そんなわけで『学び』というものをしっかり書いてある、学びの快楽という本の読書会を対話の先生塾で行いました。 続きはこちら。 この会を開いた、対話の先生塾ではこんな濃い対話をしています。 ※僕も運営側としてちょっとだけお手伝いさせていただいています。

リストカットをするなと気軽に言わない vol.293

今日の「対話の先生塾」は、「リスカする子どもを前に、あなたならどうしますか-中学生あみの事例から考える-」というテーマで山崎尚子さん(メンタルコーチ/公認心理師)にお話しを伺いました。 リストカットというと学校現場でも、その場の辛さから逃げ出してしまいたくてついついそう言った行動に走ってしまうという子をたまに見ます。 それは、それだけを切り取ってみれば「何でそんなことをしてしまうんだ」と感じてしまいますが、その子たちからすればSOSの表れ。 今日はそんなリストカットをし

教員養成過程を考える vol.221

週に1回教育に興味のある人たちで行っている対話の会である『対話の先生塾』。 一昨年から参加させてもらって、最近はあまり出ていませんでしたが、久しぶりに参加してきました。 今日のテーマは「教員養成過程を考える」です。 教員養成課程については、 大学の時にやっていたことで覚えていることはほとんどない。 表面的なところで学び終わってしまっている。 実践的なことは学べなかった。 といった意見もありますが、実際にはどうなんでしょうか?? 教職は国の未来を背負うような専門