#8加賀市の教育から学ぶ
先日、オンラインで石川県加賀市の教育長のお話を伺う機会があった。
石川県加賀市では、教育ビジョンを作成し、これからを生きる子供達の教育について考えている。教育ビジョンを考えている地域は、全国にもたくさんある。しかし、加賀市では、教育長と市長とが教育について戦略的に考え、素早く行動に移しているのだ。教育長のお話の中にもあったが、ここはある意味ゴリゴリのトップダウンで方針を固め、動き始めたそうだ。
最初は、先生たちにも保護者にも何度も何度も説明したり、研修会を開いたり、学校公開を増やしたりして、理解を図ったそう。
こうやって取り組んでいる地域がある一方で、30年前の自分が受けていた教育と同じように、教師主導、教師管理型の授業が行われている地域もまだまだある。
生きている時代によって、教育は変わる。そこに子供を育てる側が意識をもっていかない限り、世の中の変化に取り残され、「先進国だった日本」になりかねない。